ソフトバンクが6日決算を発表しました。連結の営業利益は前年同期比35%増の8748億円でした。
ソフトバンクの決算、営業利益が前年同期比35%増
ソフトバンクが6日に決算を発表して、連結の営業利益は前年同期比35%増の8748億円と大きく増加しました。
ただし、税引き前利益は、66.8%マイナスとなり、大幅なマイナスになっています。
前期にアリババ株の売却益やスーパーセル株の売却益があったことで税引き前利益が大きくなっており、今回は減少したものと思われます。
ソフトバンクグループのHPには、決算資料が発表されています。
・説明会資料・動画
https://www.softbank.jp/corp/irinfo/presentations/2017/#27746
いつものごとく、決算のライブ中継もしています。(2017年11月6日(月) 午後4時30分~午後6時(予定))
プレゼンテーション資料ではSPRINTの説明が一番に
プレゼンテーション資料を見てみると、最初に出てきたのが、スプリントのことで、
・米国は最重要市場
・SPRINT 通信 = 情報革命のインフラ
1枚づつ大きく文字で書かれたスライドから始まっています。
孫社長のインタビューによるとSPRINTの合併交渉を停止して、経営権を維持して、グループのArmなどとのシナジー効果で売り上げを最大にしていくといっています。
短期的には、SPRINTの株価が下がるかもしれないがと話していましたが、下がったときにソフトバンクで株を買い増ししたようです。
SPRINTは、売上高は1%減(約2億ドル減)していますが、コスト削減で7.5億ドル削減して、営業利益で18億ドルで前年同期比80%増となっています。
半期決算では、初の黒字化を達成しています。
明日の日経平均にプラスの影響を与えそうです。