インデックス投資の王道は、ドルコスト平均法だと言われています。ドルコスト平均法とは、毎月同じ日に、同じ金額のインデックスファンドを購入し積み立てて行く方法です。
「ほったらかし投資術」の著書山崎さんは、著書の中で「この適切なタイミングで売買する「タイミング投資」という投資法は、とても難しいということは覚えておいて下さい。たとえば、アクティブファンドはプロが適切な銘柄を適切なタイミングで売買して、インデックスを上回る収益を目指す運用をしますが、アクティブファンドの6~7割はインデックスファンドに勝てない….」と書かれています。確かに、私が以前見た雑誌では、相場の状況次第では、8割以上のアクティブファンドがインデックスに勝てないと書かれていたのを見て、ファンドマネージャーって何をやってるんだろう?と疑問を感じたことがありました。
個人のリスク資産運用では、日本の20年以上先を行くアメリカでは、株式運用は、手数料が安く、株の知識がそれ程必要ないインデックス投資が主流になってきているようです。
株式市場が小中大の調整を繰り返しながらも、振り返ってみると10年スパンで見ると成長している米国市場、つまり米国ダウ平均のインデックスにはドルコスト平均法は投資の王道として理解できますが、日本のようにバブル以降は日経平均が1/5近くまで落ち込み、その後ボックス相場で、今後もよくわからない市場のインデックス投信を同じドルコスト平均法で運用していくのか適当なのか?
僕は、「適当ではない、もっと良い方法がある」と直感的に思います。
日本のように不安定な市場で、日経平均のインデックス投信を運用する場合、誰が考えても投資しては危なそうな時期にわざわざ毎月同じ日に、同じ額のインデックス投資をする必要はないと思います。
日本の市場は、世界でも異常な株式市場です。
訪米や新興国など殆どの国々は、8~10年の景気循環サイクルによる大きな株式市場の調整を繰り返しながらも市場全体は徐々に右肩上がりで上昇しています。しかし、日本は、1989年のバブル崩壊以降25年以上経つのに、日経平均はピークで6割程しか戻していません。
実際に、日経平均のインデックス投資で、ドルコスト平均法がどの期間だと有効で、どのくらい収益がでるのか知りたいですよね。
これについては、今後、データを集め、我々日経平均予測プロジェクトチームで検討していきますので、お楽しみに。
また、アクティブ投資についてですが、これは聖徳太子でもない限り、運用するのは不可能だと思います。
適切な銘柄を1つ選んで売買するのだって難しいのに、これを何十銘柄も入れて、売買のタイミングを見極めるなんて、できるわけがありません。しかも、下落する時は、とんでもない落ち方をします。
私も投資信託の黎明期に、N証券さんの旗艦ファンドと言われた伝説のファンドマネージャが運用するアクティブファンドを100万円購入したことがありますが、ファンドの設定時期が悪かったのか、いきなり半年で60~70万円になってしまったのを今でも覚えていますw。
当時は投信自体がまだ珍しかったので、外資のF証券の旗艦ファンドだとか、色々購入してみましたが2~3年持って殆どマイナスで、インデックスにも負けていました。
アクティブ投資は、確かに上がる時は、インデックスより上昇幅は大きいのですが、落ちる時は、インデックス投資よりも下落幅がはるかに大きく、手数料や運用委託費用も高いですからね。経験的にも、推論としても、殆どのアクティブ投資が、インデックス投資に勝てないのは当然だと思います。
大体、日本なのになんでドルコスト平均法なんでしょうか?w。
日本には日本独自の円コスト〇〇法が合っていいはずです。
私達は、今後、日本独自のインデックス投信への投資法を開発すべく、調査/研究を続けて行こうと思います。
ちなみに、僕は現在、50代前半ですが、今から日経平均のインデックス投信をドルコスト平均法で運用し、90才まではトントンで、95才になったら元本が3倍になっていてもおそらく、それ程嬉しくないと思いますw。
このサイトを訪問してくれいる方の中には20代の方もいらっしゃると思いますが、私が90代になる40年後というと、あなたは60代前半ということになります。
どんな人生を送っているか、想像できますか?
人生のステージによって、時間の感覚も違ってきます。しかし、普通の感覚の方の人生の目標や資産運用の時間軸は、長くても1年、3年、5年、10年くらいまでが限界ではないでしょうか?
「だから、庶民は金持ちになれないんだよ」と、富裕層の方々に言われそうですがw….。
僕はそのくらいの時間軸で運用収益が出せ、長期的も十分収益が見込める投資法を実際に自腹の資金で投資を実施し、検証しながら、その方法を開発したいと思っています。
具体的には:
2.インデックス投資に使える無料ツール(スマホアプリ)開発
3. 有料版インデックス投資用日経平均予測ツール開発
の3つを考えています。
私達は、投資のど素人です。しかし、仮)日経平均予測プロジェクトを始めてみると、予備調査の段階で毎年年末年始に出版される著名な市場アナリストやエコノミストの株価予測が殆ど当たっていないことがわかっています。
これは、今までの市場環境がガラッと変わってしまい、今存在するファンダメンタル分析やテクニカル分析が市場予測に役に立たなくなっていることを意味するのでしょうか?
それとも、そもそも、ある時点で今後1年間の市場予測をすること自体に不可能なのかもしれません。
よく、株式市場が上昇する場合、停滞する場合、下落する場合、3つのシナリオとかで説明しようとするアナリストがいますが、素人から言わせると、それなら誰でも証券アナリストになれるんじゃないのと呆れてしまいます。
そんな金融の専門家でも殆ど当たらない予測が、投資のど素人の我々にできるのか?と皆さん疑われてると思います。
正直、現時点では、我々もわかりません。
しかし、1つだけ確信があるのは、日経平均の予測をするアルゴリズム開発及び運用に、弊社が11年間やってきたWebマーケティングの要素技術が運用ノウハウの多くが役立てそうだということです。
市場環境というのは、自然災害や政変、新しい投資手法の出現で劇的に変わることがあります。
実は、弊社が生業にしているSEOという世界にもこういった激変(具体的にはGoogleの検索順位の変動)が年に何回かあります。こういった市場の激変を、株式市場関係者は、想定できなかったとか、100年に一度の激震だとか理由をつけ、最終的には、何とかバブルとか、なんとかショックという名称をつけて幕引きをし、また何事もなかったように同じような分析や予測を始めます。
しかし、我々の業界はそうは行きません。
Googleの検索順位結果を株式市場に例えると、想定できなかったら検索順位は大幅に下落し、顧客は離れていきます。
そのため、Googleの順位はどんな要素で決まっているのかを随時Googleの検索結果動向を観察し、Google検索順位が何で決まるのか250個もの要因を調査・分析し、Google予測アルゴリズムを毎日のようにアップデートしているのです。
この予測アルゴリズムの開発と執拗なアルゴリズム改善は、必ず日経平均予測サービスに役立てることができると直感しています。
正直、やってみないとどのくらい予測でき、使えるものになるかは、開発してみないとわかりません。しかし、私自信、インデックス投資で収益が上がり、車の一台でも購入できたら嬉しいので、必ず役に立つものを開発してみせます。
皆さん、楽しみにしていてください!