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MSCI指数「MSCIコクサイインデックス」ってなに?

MSCIコクサイ・インデックスとは?

MSCIコクサイ・インデックスとは、MSCI(モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル)が提供するMSCI指数の一つで、日本を除く先進国の平均株価として定めている指数です。国際的な株価の水準として、ファンドやETFのベンチマークに利用されています。全22カ国の株式で構成され、先進国株式市場の時価総額約85%をカバーしています。世界最大の経済大国・アメリカの構成割合が高く、全体の6割以上を米国株が占めています。個別の構成銘柄も、アメリカの巨大企業が上位を占めます。

さて、なぜ「日本を除く」となっているのでしょうか。実は「MSCIワールド・インデックス(英語名MSCI World Index)」というのがあって、これは日本を含む先進国23カ国で構成されているのです。MSCIコクサイ・インデックスは英語名がMSCI Kokusai Indexなので、明らかに日本語で、日本人向けの指標です。日本国内の機関投資家やファンドが、日本のTOPIXなどの指標とは区別して、海外の先進国の株式に投資する際の指標として提供されているのでしょうね。

MSCIコクサイ・インデックスの構成・採用銘柄

MSCIコクサイ・インデックスの国別の構成は、米国が65.32%を占め、次いで英国の7.7%、フランスの3.9%、カナダの3.86%、ドイツ3.66%、それ以外15.57%となっていて、米国の銘柄がが圧倒的に占めています。

採用銘柄上位10社もアップル(米本社、構成率1.94%)、マイクロソフト(米本社、同1.42%)、エクソンモービル(米本社、同1.19%)、ジョンソン&ジョンソン(米本社、同1.09%)、アマゾン(米本社、同1.02%)、ゼネラル・エレクトリック(米本社、同0.96%)、フェイスブック(米本社、同0.95%)、ネスレ(スイス本社、同0.84%)、AT&T(米本社、同0.83%)、JPモルガンチェース(米本社、同0.82%)となっており、ネスレ以外の米国の9社だけで総額の10%以上を占めています。
業種別では金融(19.89%)、IT関連(15.2%)、ヘルスケア(13.47%)で、上位3業種で50%以上を占めています。

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MSCIコクサイ・インデックスの銘柄入れ替え

MSCIコクサイ・インデックスは浮動株調整後の時価総額に応じて、ウェイトが決定されています。そのため時価総額の大きい大型銘柄の動きに影響されやすくなっています。なお浮動株調整とは、市場に出されないとみられる非浮動株や外国人保有制限を基に計算されます。
銘柄入れ替えは、原則として年4回(2、5、8、11月末)で、定期的な指数見直しが行われます。中でも半期見直しにあたる5月、11月に大きく見直されます。その他、M&Aなどコーポレートアクションが発生した場合等には、その都度、指数に反映されます。

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MSCIコクサイ・インデックスのファンド

インベスコ MSCIコクサイ・インデックス・ファンド

インベスコ・アセット・マネジメント㈱が設定・運用するファンドです。
2016年9月9日の基準価格は16,885円、純資産総額は51.44億円、信託財産留保額は無料です。購入時の手数料は購入の申込受付日の翌営業日の基準価額に販売会社が定める3.24%(税抜3.00%)以内の率を乗じて得た額となっており、運用管理費用(信託報酬)として投資信託財産の純資産総額に年率0.756%(税抜0.70%)を乗じて得た額とし、毎計算期間の最初の6カ月終了日および毎計算期末または信託終了のとき、投資信託財産中から支弁することになっています。

さらに監査費用、目論見書・運用報告書の印刷費用などは、投資信託財産の純資産総額に対して年率0.108%(税抜0.10%)を上限として、毎計算期間の最初の6カ月終了日および毎計算期末または信託終了のとき、投資信託財産中から支払うことになっています。毎年11月19日で、年1回の分配ですが、分配金が支払われたことはないようです。
販売会社はエヌエヌ生命保険㈱、㈱SBI証券、岡三証券㈱、カブドットコム証券㈱、スルガ銀行㈱、ソニー生命保険㈱、東海東京証券㈱、㈱広島銀行、楽天証券㈱です。

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MSCIコクサイ・インデックスのETF

上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)

日興アセットマネジメント㈱のETFです。「上場MSCIコクサイ株」とも表記します。このETFと、新興国22カ国の株式のインデックスをベンチマークとした同社の「上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)」の2本のETFが、日本のETFの第一号なのです(それまでにもMSCIの両指数をベンチマークとしたファンドは国内にもありました)。国内ETFの先駆けですね。設定以来、ずっとベンチマークを上回って運用してきたのも見事です。
2016年9月9日の終値は100口当たり184,929円、純資産総額は110.59億円、信託報酬は実質年率0.27%(税抜0.25%)程度、信託財産留保額は換金時の基準価額に対し0.3%です。取引所における売買単位は10口単位、売買時には取扱会社が定める率の手数料が必要です。毎年1回分配です。

MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信

三菱UFJ国際投信㈱が設定・運用するETFです。近年、ベンチマークを大きく上回る成績を上げています。
設定当初の元本は1口1,000円で、購入単位は10万口の整数倍(販売会社が定める単位)10口単位です。2016年9月9日の終値は10万口当たり177,549円、純資産総額は63.92億円、信託報酬は実質年率0.165%(税抜0.15%)、信託財産留保額は換金時の基準価額に対し0.1%です。売買時には取扱会社が定める率の手数料が必要です。年2回の決算で、6,12月の8日に分配します。

※購入単位が間違っておりましたので修正しました。(2016/12/19)

iシェアーズ 先進国株ETF(MSCIコクサイ)

米ブラックロック・ファンド。アドバイザーズ社が発行しているファンドです。本来は海外ETFですが、JDR(ETF)という方式で、外国に上場するETFを信託財産として日本国内で発行される受益証券発行信託の受益証券で、海外ETFを国内にも重複上場しているものです。もちろん、円建てです。
基準価格はベンチマークとほぼ連動して推移しています。売買単位は1株、2016年9月9日の終値は5,600円、純資産総額は164.06億円、信託報酬は実質年率0.165%(税抜0.15%)です。総経費率は0.25%(税抜き)となっていますが、売買時には取扱会社が定める率の手数料が必要です。分配は原則年2回です。

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MSCIコクサイ・インデックス まとめ

MSCIコクサイ・インデックスは、日本を除いた海外先進国の株式指標ですから、日本国内の株式や新興国の株式と組み合わせたポートフォリオで運用したいという場合に有用でしょう。

日興アセットマネジメント㈱も、同社の「上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)」と「上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)」の2本のETFでの運用を勧めています。

もちろん、MSCIコクサイ・インデックスをベンチマークとしているファンドのみでも手堅い運用成果がでているので、それのみでも満足できるかもしれません。しかし2015年のチャイナショック以降、MSCIコクサイ・インデックスは低下傾向にあり、今後先進国経済が回復するかどうか不透明な現状では購入するかどうか、判断が難しいところです。

2 件のコメント

    • ご指摘ありがとうございます。
      間違っておりました、修正させていただきます。

      今後ともよろしくお願いします。