NHKスペシャルで今が旬の大統領選の話題をやっていましたので、メモ的にまとめと見た感想を書いていきます。
つれづれなるままにメモ的に書いていますので、文章として変ですがご容赦ください。
このページの目次
揺らぐアメリカはどこへ 混迷の大統領選挙の最初のまとめ映像
若者たちがテレビ討論会を見るために集まっている
クリントン氏とトランプ氏の言い合いを笑い飛ばす
いい余興だね
どちらかが大統領になるともうと笑えない
小浜大統領
黒人も白人もヒスパニックもなく1つのアメリカ
トランプ氏
過激な言動
メキシコと壁を作る
特権騎亜休への反発が国を分断している
もはや政治は信頼されていない
アメリカ社会の異変の真相に迫る
揺らぐアメリカはどこへ 混迷の大統領選挙
クリントン氏は、政治経験があり
トランプ氏は
ゆらぐ資本主義、移民政策
8年前のオバマ大統領の「チェンジ」
まったく違うチェンジ
オハイオ州
トランプ氏の支持者はチェンジを訴えてる
オバマができなかったチェンジを求める
・トランプ氏の演説
「チェンジ」の準備はいいか?
ヒラリ―ではこのままの政治が続いていく
人々が求めるチェンジとは何か?
民主党だったヤングスタウンが共和党になる。
鉄の町と栄えた白人の町
40年以上製鉄所で働く
トランプは私たちに手を差し伸べている
これからチェンジを起こすから任せてくれ
かつてアメリカの鉄鋼業を支えてきた
待ちに壊滅的な打撃を与えたのがグローバル化
中国の安い鉄鋼に勝てなかった
アメリカを豊かにするグローバル化で人生のすべてを奪われた
製造業の雇用は2000年の約1800万人から2016年の約1200万に、この15年で1/3が失われた
・平均年収
- 上位1% 約1億1千万円
90% 約345万円
中間層はいない
富裕層と貧困層しかいない
グローバル化に取り残された白人中間層の町は急速に治安が悪化
薬物中毒者の急増
10分に1人が薬物中毒で死んでいる
白人の死者は、15年で3倍
・中年男性の死亡率
フランス・イギリス・カナダは1990年から見ると減っているが、アメリカだけが上昇している
トランプが古き良き時代に戻してくれるという期待
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トランプ現象うねりを生んだ独自戦略
投票を呼び掛ける電話は、厳密に計算されている。
・マット・ブレイナード氏 トランプ氏の政治戦略立案
調査会社を通じて手に入れた膨大な住民データ
初めて予備選挙で投票した
年齢、家の価格、読んでいる雑誌までわかる投票しない層にトランプ氏の主張に共感する層がいる
経済的に低迷している人ほどトランプ氏に共感
・ニューヨーク ウォール街
株価を見るとアメリカ経済は好調だが労働者は実感していない
特権階級だけが利益を得ている
クリントン氏 上院銀員や国務長官を歴任した豊富な政治経験
特権階級の象徴として見られている
ウォーレンバフェット氏が応援に駆けつける
ウォール街から多額の献金を受ける
既得権益側
私的メール問題でFBIの捜査を受け信頼できない
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特権階級の資本主義 もう1つのうねり
カルフォルニア州オークランド
・バーニーサンダース氏の集会
2万人の若者が詰めかける 今年5月
特権階級の資本主義で若者が貧困から抜け出せない
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絶望する若者たち
サンダースの人気が高かったイリノイ州のシカゴ
若者が額高騰に抗議 授業料を無料にする
公立高校授業料は15年で2倍に高騰
・若者の意見
クリントン氏は学費の低減策を打ち出しましたがどこまで本気か信じられない
クリントン氏は若者を代弁していないサンダースと違う
本気で未来を変えようとしない資本主義のシステムによって成功できないように運命づけられている
ヒラリーも特権階級の既得権益を守る側
2008年のリーマンショックから今の資本主義に若者は直面した。
高収入の仕事が減り、低賃金の仕事が多くなった。
・学生ローンの残高
- 総額が2005年は約40兆から2015年は約130兆
1人当たり約360万まで急増
両親が職を失って、大学の学費が払えない若者
奨学金を払えないと思い退学を中退
借金をすれば卒業できるけど人生が借金まみれ
特権階級のシステムは巧妙に押されつけられる一握りの人が成功し自分位はチャンスも回ってこない
アメリカンドリームは信じない
プロパガンダ
何年も何もかわらない、むしろ悪くなっている
若者が集まってみる大統領選テレビ討論会では、ビンゴカードが配られ、大統領候補の2人がよく使う言葉が討論会で出てきたらビンゴになるw
討論会を聞いて、若者は、
2人は自分たちのことに真剣じゃないとわかった
だから若者は政治から離れていく
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若者とトランプ現象 底流にあるものは
・ロバート・ライシュ氏 元労働長官
サンダース氏とトランプ氏の支持者は表面上は全く違うが共通する危機感がある
ビッグマネーによる民主主義の崩壊
特権階級のための政治
サンダース氏と同じ保守 対 リベラル
これからの軸は、「反特権階級」
富裕層が政治まで独占 病んでいる
変革が必要
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反特権階級の怒り 揺らぐアメリカの信念
反移民感情の高まり
トランプ氏が開けたパンドラの箱は、白人たちの反移民感情である。
トランプ氏による不法移民を締め出す発言がその感情に火をつけた。
アイオワ州の高校
隣の高校との試合にドナルド・トランプの声が巻き起こる
移民が多いチームを怖がらせようとした
Twitterで「おまえらがいるからトランプに大統領になってほしい」押し寄せる不法移民
メキシコとの国境 50m位の川 人が上がってきた跡がある
不法移民 年間35万人
小浜大統領が移民に寛容な政策を打ち出してから、自分で国境警備隊につかまりにくる国境の問題を大統領選で正面から取り上げたのはトランプ氏が初めて
・移民問題は人口構成を大きく変えようとしている
・1965年
白人84%
ヒスパニック 4%
黒人 11%
アジア系・その他 1%
・2015年
白人 62%
ヒスパニック 18%
黒人 12%
アジア系・その他 8%
・2055年(予想)
白人 48%
ヒスパニック 23%
黒人 13%
アジア系・その他 16%
ここ50年で84%から62%と大きく構成比を減らしたが、2055年には50%を切り48%になると予想されている。
ヒスパニックは、23%まで増える予想です。
白人が多数派でなくなる危機感はこれまで移民に寛容な人たちまで移民に悪感情を
不法移民の車に衝突されて親が殺されてしまった
何も罪のない人が不法移民に殺される
学費の1/5は移民に使われた
白人の子供の方が差別される
移民排斥をためらっている人たちまで声を上げている
白人至上主義者たちが活動を活発化
南部貧困法律センター(人種差別を監視する団体)によるとオバマ大統領が就任してから急激に白人愛国主義団体が急激に増えている。
この8年で約7倍に跳ね上がっている。
トランプは人種差別のパンドラの箱を開けた
人種差別主義者が大ぴらに語れるようになった
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分断される超大国 アメリカは 世界は
リーマンショック後の経済の低迷から中間層の衰退・製造業の衰退が始まった。
選挙戦の終盤 女性問題が暴露されたトランプ氏だが支持は揺らいでいない
大量の移民が押し寄せる不安でトランプ氏を強烈に支持している
国が移民に呑み込まれるのはないか不安がっている女性
・ジョージ・ロンバルディ氏
ヨーロッパの極右政党と接触
イタリア右派政党関係者
トランプ大統領に期待
イタリアでも反移民感情が大きいイギリス独立党ファラージュ元党首
フランスの極右政党 国民戦線 ルベン党首
トランプ氏が大統領にならなくても世界の潮流になっていく
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揺らぐアメリカはどこへ 混迷の大統領選挙 まとめ
今回のNHKスペシャルは、大統領選でなぜトランプ氏が支持を得たかを解説していました。
それは、前にやっていた、マネー・ワールド 資本主義の未来の第3回でやっていた巨大な格差を掘り下げたような内容でした。
グローバル化によって格差が付き、中間層だった白人が貧困層になってしまったことで、現在の政治は、特権階級ために存在しているものと感じて、信じられなくなっている人たちがトランプ氏が現状を変えてくれると感じているからと解説していました。
さらに移民の問題で反移民感情を持つ人たちを取り込んで支持を広げてきています。
移民は、世界中で問題となっていて、イギリスのEU離脱も移民問題が重要な課題の一つしてあげられていました。
日本も昔と比べて格差がついてきていると話題に上ってきていますが、移民をほぼ受け入れてないので、移民の問題はありません。
今後、日本は人口減少となっていくときに移民をうけいれるかどうかの議論が出てくると思いますが、その時にそもそも移民を受け入れられるかは疑問が残るところです。
大統領選は、クリントン氏の私的メール問題で混とんとしてきていますが、トランプ氏の支持層を見るとトランプ大統領が誕生してもおかしくないと感じた番組でした。