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NYダウ 18日は今年最大の値下げ幅 50年ぶり10営業日連続下落で高値から3000ドル弱暴落

12月18日(現地)のNYダウは、前日比1123.03ドル安の4万2326.87ドルとなり、今年最大の値下げ幅で、約50年ぶりに10営業日連続の下落となりました。

このほか、下落幅が1000ドルを超えるのは8月上旬以来で、今年最大の下落幅となります。(投資の森調べ)

今回の急落の理由

FRB(連邦準備制度理事会)が18日のFOMCで発表した政策金利見通しで、来年はこれまでの4回の利下げの想定から2回に減ると示した。

米長期金利が上昇し、企業への貸出金利や利益への圧迫懸念からか、幅広い銘柄が下落した。

NYダウ 下落幅 ランキング

※2000年以降のNYダウヒストリカルデータで作成、赤背景は2024年急落期間内日付

下落幅順日付下落幅下落率
(%)
終値
12020/3/16-2997.10-12.9320,188.52
22020/03/12-2352.60-9.9821,200.62
32020/03/09-2013.76-7.7823,851.02
42020/06/11-1854.66-6.8725,135.33
52020/03/11-1464.94-5.8523,553.22
62020/03/18-1338.46-6.3019,898.92
72022/09/13-1276.37-3.9431,104.97
82020/02/27-1190.95-4.4125,766.64
92018/02/05-1175.21-4.6024,345.75
102022/05/18-1164.52-3.5631,490.07
112024/12/18-1123.03-2.5842,326.87
122022/05/05-1063.09-3.123,2997.97
132024/08/05-1033.99-2.6038,703.27
142018/02/08-1032.89-4.1423,860.46
152020/02/24-1031.61-3.5527,960.8

コロナ期、米長期金利の急速な上昇で史上最大の下げ幅を記録した2018年、金融危機以来の下げ幅となった2022年などが上位を占めていますが、そこに続くほどの下げ幅を記録している。

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これから大暴落が起きるシナリオを考える

リーマン・ショックのときは、高値からマイナス50%ほど下げて底値に達するまでは、1年5ヶ月(2009年3月)かかっています。

またブラックフライデーのときは、高値からマイナス30%ほどの底値まで3ヶ月(1987年11月末)かかっています。

これらを考えると、今回の急落が調整トレンド・暴落トレンドに入った場合、あと3~4週間でマイナス30%下落、あと2ヶ月かからずにマイナス50%下落、と展開することもありえないとは言えません。

今回の急落後の展開を予測してみると・・・

今回の暴落は、来年想定する利下げ回数を2回と、今までの想定回数である4回より減少したことが原因です。

今後、地政学リスクでウクライナ、中東情勢が動き、トランプ大統領就任でインフレ率が上昇し、利上げに転じるなどの展開になるとさらなる暴落へ発展する可能性も考えられます。

このさきしばらくは、上昇局面に安易に乗らず、警戒体勢のまま市場に参加するようにしましょう。

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