シカゴ日経平均先物(CME)/日経平均予想の重要指標を活用しよう

多くの個人投資家は、取引時間の間中ずっと株価情報にはりついているわけにはいかない、という人がほとんどでしょう。

そのため、株価予想や先行指標が、日々のおおまかな投資行動を決定する際の大きな助けになります。

その中でも最も重要な指標の1つとなるのが、シカゴ日経平均先物です。日経平均株価や国内株への投資において欠かせない情報源である、シカゴ日経平均先物について、使い方をくわしく解説します。

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シカゴ日経平均先物のポイント

シカゴ日経平均先物とは、日経平均株価を対象とした先物商品のひとつです。

日経平均先物は、他にも大証(大阪証券取引所)やSGX(シンガポール証券取引所)で取引が行われていますが、中でも日経平均株価の推移予想において、重要な役割を持つのが、シカゴ日経平均先物です。

重要ポイントの一覧

次の表は、シカゴ日経平均先物のポイントをおおまかにまとめた一覧です。

項目 説明
名称 シカゴ日経平均先物 / CME日経平均先物
取引市場 シカゴ商品取引所(CME = Chicago Mercantile Exchange)
英名 CME Nikkei 225 Futures (Yen/Dollar)
取引通貨 円建て/ドル建て
(日本で注目されるのは主に円建て、海外ではドル建て)
取引時間(CME) ・日本時間 7:00~翌6:00
・米中央時間 17:00~翌16:00
※夏時間(3月中旬~11月上旬)は1時間前倒し
特徴 ・ほぼ24時間取引される
・CME日経先物の終値で、その日の日経平均株価を予想できる
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CME日経平均先物とは?

シカゴ日経平均先物とは「シカゴの取引所で取引されている日経平均先物の商品」という意味です。下のチャートはシカゴ日経平均先物の株価チャートです。

ここでいうシカゴの取引所というのは、「CME」、つまり「シカゴ商品取引所」 (Chicago Mercantile Exchange) のことです。

そのため、シカゴ日経平均先物は「CME日経平均先物」と表記されるることもあります。

ちなみに英語では “CME Nikkei 225 Futures” と表記します。

シカゴの証券所「CME」とは?

CMEとは、シカゴに存在する世界最大規模の取引所のことです。

CMEは、先物取引などを行う取引所として世界最大の規模を誇ります。畜産物や不動産から、為替や金利といったものも先物取引の対象となっています。

シカゴ日経平均先物のように、世界各国の主要な株価指数を扱う先物商品も、CMEにおける取引対象となっています。

シカゴ日経平均先物には円建てとドル建てがある

シカゴ日経平均先物には、ドル建てと日本円建ての二つの方法で取引されます。それぞれ「シカゴ日経平均先物(ドル建て)」もしくは「シカゴ日経平均先物(円建て)」などと表記されます。

わたしたちのような日本の投資家がニュースでよく目にするのは、このうち「円建て」の方です。たとえば「シカゴ日経平均先物が100円高」などとニュースに出ていれば、これは円建ての方の値動きについてのニュースです。

なお、米国などの投資家は「ドル建て」の方に注目するのが一般的と言われています。ドル建てなら、為替レートなどを織り込んだあとの価格を見ることができるためです。

日経平均株価予想の材料として最適

シカゴ日経平均先物が注目される大きな理由は、「日本市場がしまっている間にも取引が続いている」ことです。

日本市場の取引時間は9時~15時の合計6時間ですが、CMEではほぼ24時間のあいだ取引が続けられています。

そのため、日本取引時間外にどのようにCME日経平均先物が値動きしていたかを見れば、その後の日本市場の日経平均株価を予想することができるのです。

シカゴ日経平均先物(CME)の取引時間

CMEは、Globex(グローベックス)という24時間稼働の商品先物システムを導入しています。

このGlobexによってCMEでは、シカゴ日経平均先物を現地時間(米中央時間)17時~翌日16時、日本時間 7時~翌日6時、つまりほぼ一日中取引できます。
※夏時間(3月中旬~11月上旬)は各1時間前倒し

日経平均株価を予想するのに最も条件がよい

このように取引時間が長いことに加え、CMEの取引終了時間は日本時間の朝6:15と、日本の証券市場が開く朝9:00に近い時間に設定されています。

こうしたことから、わたしたち日本の投資家は、朝起きたらシカゴ日経平均先物の値動きや終値をチェックするだけで、その日の日経平均株価の始値や、その後の値動き推移を予想できるのです。

日経平均先物を扱う証券取引所は、他にも大証(大阪証券取引所)やSGX(シンガポール証券取引所)がありますが、日本が取引時間外のときの日経平均株価予想に最もよい条件が揃っているのが、このシカゴ日経平均先物、あるいはCMEの取引時間なのです。

シカゴ日経先物を通して日経平均の始値を読む

先物と聞いて腰が引けてしまう投資家もいるかもしれませんが、日経平均株価の予想に日経先物を用いるなら、難しいことは知らなくても問題ありません。

というのも、日経平均株価の寄り付き(始値)は、シカゴ日経平均先物の円建て清算値(終値)にサヤ寄せ(価格が近づくこと)することがほとんどなのです。

夜間の材料を織り込んで動くシカゴ日経先物

日経平均株価の始値は、日本時間の夜間に起きた世界中の経済イベントや、NYダウやドル円状況を織り込んで変動します。

そのため、夜間に大きなイベントがあった場合は、前日終値と翌日始値の間に大きなマドがあくこともあります。

そうした夜間の経済イベントをリアルタイムで織り込んで変動しているのが、シカゴ日経平均先物の株価です。ゆえに、取引開始前にシカゴ日経平均先物を見るだけで、始値が前日終値より上振れ下振れするか、おおよその見当がついてしまうのです。

国内株の動向をうらなう最重要な先行指標

多くの個人投資家は、ザラ場(取引時間)の間、ずっと株価情報に張り付いているわけにはいきません。日中できることといえば、仕事の合間や昼休みに株価を一瞬チェックしたり、ときに実際に取引したり、といった程度でしょう。

そのため、早朝(あるいは夜間)という時間帯は、その日(あるいは翌日)の投資行動を決めるための、重要な情報収集時間となります。

そんななか、その日の日経平均株価や国内株の動きをうらなう、最も時間的に近い指標が、シカゴ日経平均先物なのです。

各材料を織り込んだ心強い情報源

場中に細かく値動きを追う余裕がないために、数日以上のスパンで指値注文を出している、という方は多いことでしょう。

この方法は、忙しい個人投資家にとって非常に有効である一方で、相場が勢いづいた局面では、上値余地を残したまま売ってしまったり、下値余地が大きいうちに買ってしまったり、というケースも起きます。

しかし、朝や夜間にNYダウやドル円、金利といった指標のトレンドを確認したり、主要各国の経済イベントをチェックしたりすることで、より意図どおりの取引を行うことができるのは、言うまでもなく明らかです。

こうした各材料を織り込んだ指標として、早朝の仕事前にスピーディにチェックできるのが、シカゴ日経平均先物なのです。

日本株を扱う個人投資家にとっては、最も心強い情報源の1つと言えるでしょう。

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→参考:CME日経平均先物 チャート http://nikkeiyosoku.com/cmechart/

 

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