【今日の相場予想と注目銘柄】NYダウは361ドルの反落　日経平均はさえない相場で材料がある銘柄が上昇か

9日のNYダウの終値は前日比361ドル円安の2万5706.09ドル(-1.39%) で引けました。
NYダウは、経済指標が改善したが下げ幅を広げて反落した。ナスダックはハイテク株がけん引し上昇で終わりました。
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本日の相場予想：米国市場のまちまちな相場を受け日経平均も方向感なし

NYダウ構成銘柄では、ドラッグストアのウォルグリーンズが、最終赤字に転落し、5%以上の下落となり、指数の足を引っ張りました。ハイテク株の上昇が鮮明になっており、ナスダックでは、アマゾン・ドット・コムやアップル、マイクロソフトなどに加え、エヌビディアが上場来高値を更新しました。

これを受け、10日の日経平均は、下落で始まりそうだが、半導体関連株に買いが入りそうで、下値は堅く、方向感のない相場となりそうです。
本日は、株価指数オプション7月物のSQ算出日にあたりますが、それほど現物に影響を与えないと思われます。

個別の材料は、9日の引け後に決算発表があったファーストリテイリング（9983）が最終利益を150億円ほど減損修正しました。ソフトバンクG(9984)は引き続き上昇気配となっています。

中小型株では、地図情報ソフトの受託開発のドーン（2303）が、今期経常利益は13％増で19期ぶりの最高益となり、学生向けマンションのサブリース事業を展開する毎日コムネット（8908）は、前期経常利益は13％増で上振れ着地して5期連続最高益となりました。

過去の「有望・底値圏銘柄レポート（有料版）」掲載銘柄である、ソフトウエアのテスト事業を行っているＳＨＩＦＴ（3697）は、9-5月期(3Q累計)経常利益が2.1倍増益で着地し、3-5月期も34％増益となりましたので、プラス材料となりそうです。

ＳＨＩＦＴ（3697）は、レポート掲載時から株価が+74.49%上昇しています。本日はさらに上昇気配となりそうです。

下記は7月9日に投資の森が選定した掘り出し物中小型成長銘柄一覧です。上昇率TOP10を公開します。
底打ち反発期待のサインが出ていますので、銘柄選びの参考にしてみてください。

〇掘り出し物銘柄上昇率TOP10(7月9日）