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バイデン勝利濃厚で「株高円安」へ回帰なるか? :ドル円FX予想

バイデン勝利濃厚で「株高円安」へ回帰なるか?

6日 16:44 更新(投資の森 編集部)

ドル円概況

6日夜のドル円は、103.40付近でじり安。
今後のドル円相場は、バイデン勝利の見方からリスク通過となり、安全資産の円とドルが売られて頭重い推移となりそうです。

なお昨日5日は、FOMCでの米緩和継続でドル売りが加速 (↓) 。
昨日配信のドル円有料レポートでは、FOMCでの緩和継続観測や景気見通し軟調によるドル売りでの円高予想 (↓) を掲載、こちらが的中しました。

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有料レポート:今日の重要材料と、高値メドは?

今後のドル円予想材料

米選挙速報:不透明感は晴れつつある

◆選挙人獲得数
トランプ 214 バイデン 253【バイデン優勢】

◆議会上院選
共和党 48 民主党 48【互角】

◆議会下院選
共和党 196 民主党 208【民主党優勢】

米大統領選はバイデン勝利が濃厚となり、政権移行後の巨額財政出動観測がドル安の一因となっています。

一方、接戦州で不正投票が行われているとしてトランプが起こした訴訟は一部州ですでに棄却済み、加えて法律専門家らは訴訟が選挙結果に影響する可能性は低いとし、訴訟に関する市場の警戒感は後退しているもようです。

また、上院議会選では共和党が優勢となり、相場に嫌気される民主党の増税政策などの実現観測が後退したことも、市場の安心感につながっています。

こうした状況から、安値圏103円台では自律反発 (↑) との見方が優勢です。ただ、トランプ訴訟が通った場合など、悪材料が重なった場合は年初来安値101円台も視野に入り、続報には注意が必要です。

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バイデン勝利は濃厚!今日のドル円節目は?

リスクオン株高に追従する可能性も

バイデン勝利確実視による財政出動観測は、目先のドル売りにつながったものの、株式市場ではリスクオンの株高を呼んでいます。

一方のドル円は、週後半にかけ104円を割り込んだものの、こちらはFOMCでの緩和継続確認によるドル売り (↓) が損切を巻き込んだためとの声が多く、このまま株高が続けば、損切オーダー解消後のドル円も追従して上昇基調となる (↑) 、との見解も見られています。

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堅調株価の影響は?今日のドル円節目は?

米10月雇用統計にも注目

週末の米時間には米・10月雇用統計が発表となります。こちらは緩和維持が決定されたFOMC通過後の発表となり、結果が注目されます。

悪化もしくは改善の幅が限定的であった場合は、大統領選を材料視する動きに飲み込まれ、レートには大きな影響が出ないと見られますが、結果が大幅悪化となった場合は、前日の緩和観測とあわせてドル売りが強まる可能性があります。

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米10月雇用統計が発表、今日のドル円節目は?

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その他のドル円予想トピックス

◆米株高の影響
・米株は大幅続伸
・ネジレ議会観測で増税懸念後退、ハイテク株上昇
・株高がドル高けん引 (↑) の可能性も

◆トランプ訴訟は影響限定的との声
・接戦州で訴訟も、ミシガン・ジョージアでは訴え棄却
・専門家も選挙結果への影響は小との見方
・法廷闘争へ発展の場合は結果判明が来年の可能性も

英ポンドは買い戻し
・BOE(英中銀)会合では金利据え置き決定
・追加緩和実施も市場は折込済み
・マイナス金利導入観測後退でポンド買い戻し
・ポンド高がドル安、ポンド安がドル高へ影響の可能性も

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アナリストらの最注目材料と、今日のエントリーポイントがわかる!
「投資の森 ドル円FXレポート(有料版)」はこちら

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今日の支持抵抗ライン解説

今週の相場では、一度は厚い上値抵抗帯(レジスタンス)の105.00付近を上抜けたものの反落、また週末にかけては、やはり厚い下値支持帯(サポート)であった104.00付近を下抜けたものの、103円台では安値拾いの買いが厚く下げ渋りの商状となっています。

現状より上方の103円台後半から104円台前半にかけては、ボリンジャー-2σやピボットP・R1、5日移動平均、一目均衡表転換線といったテクニカル節目が散在するものの、目立った上値抵抗帯(レジスタンス)は見られず、材料によっては104円台中盤まで一気に上抜ける可能性もあります。

現状より下の水準では、103円序盤にピボットS1が存在するものの、目立った下値支持帯(サポート)が見られないことから、材料によっては102円台、もしくは年初来安値の101円台突入も考えられます。ただ103円台では安値広いの厚い買いオーダーが確認されており、本日中に下値拡大となる可能性は高くはありません。

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より詳しいテクニカル節目解説はこちら

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