【17日の株式市況と相場戦略】日経平均一時2万6000円突破！NYダウ最高値更新などワクチン期待で大幅上昇　マザーズは続落

17日の日経平均は、NYダウの史上最高値更新を受け、一時2万6000円突破しました。マザーズは続落となってます。
今日の株式相場は、ワクチン期待で上昇相場持続と予想しますが、高値警戒感が出ており、利益確定売りからの下落に注意が必要となりそうです。

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株式市況と相場戦略

11月17日の株式市況

17日の日経平均は、140円高ほど寄り付き、2万6000円を超えて始まりました。29年ぶりの高値を更新しあっさり2万6000円に乗せました。しかし、その後、小幅下落となっており、2万6000円切って推移しており、節目を超えたことで高値警戒感が出て、売りが出ていると思われます。

マザーズ指数は、続落となっており、バリュー株優位の相場となっております。

個別では、昨日に引き続き半導体関連の東京エレクトロンやアドバンテス、機械のファナック、値嵩株のファーストリテイリングなどが上昇しており、一方、ソフトバンクG、リクルート、中外製薬などが下落しています。

中小型株では、好決算銘柄の一部に買いが入っており、オークファンやＪＩＧ－ＳＡＷなどが上昇し、Chatworkなど業績を据え置いた銘柄やＩＴｂｏｏｋホールディングスなど決算内容が悪かった銘柄に売りが出ています。

市場の概要は、

新型コロナワクチン期待継続/li>
日経平均は2万6000円突破29年ぶり高値
マザーズは続落でグロース株に売り
中小型株は好決算銘柄の一部に買い

となっております。

17日は、ワクチン期待による買いが継続的に入っており、日経平均は2万6000円前後で推移、マザーズは下落で、バリュー株に買い、グロース株に売りが出ています。

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今日の相場戦略

今日の株式相場は、ワクチン期待によるNYダウ最高値更新を受け上昇相場になると予想します。

日経平均は、堅調な展開が予想されますが、一時2万6000円を突破したことで達成感が出て、利益確定の売りが出やすい状況となります。さらに昨日の時点で25日移動平均線乖離が8.02％と買われすぎの5%を超えており、RSIも82と買われすぎ基準の70を超えていることから過熱感が出ており、大きな売りが出てもおかしくなく、警戒が必要です。

ただし日経平均は、ボリンジャーバンド+2σに沿って推移していくものと思われ、上昇傾向は変わらず、下値が固い状況と予想します。

明日の予想レンジは、2万5870円～2万6100円と予想します。

マザーズ指数は、続落となり、25日移動平均線に上値を抑えられて、横ばい推移になっており、現在の推移は、7月から約1ヶ月の横ばい相場とそっくりで1ヶ月程度、今の水準での推移が続きそうです。

マザーズ市場の銘柄は、好決算や上方修正を発表した中小株の一部銘柄に買いが集中していますが、好決算だが下落している銘柄も多く、銘柄の選別が進んでいる印象です。

今後は、業績が良い高成長株を選別して仕込んでいくのが良さそうです。

マザーズ銘柄は、今の低迷時期に仕込み、次の上昇相場を先取りすることで大きな利益を取ることができます。

今の相場では、好決算だったが、下落している銘柄の中で適正株価より割安になっている銘柄を中心に仕込むのが良いでしょう。

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