今週のドル円FXレートは、18日月曜が米祝日で休場のため材料難での様子見姿勢が強く、先週終値付近となる110.50円周辺で横ばいの展開が続いています。
今週の概況をまとめつつ、今日のドル円FXレートレンジ予想を発表します。
このページの目次
今週のドル円FX概況
今週18日～19日のドル円FXレートは、高値110.648円から安値110.452円のレンジで、動意薄のまま小動きに推移しています。
・ドル円FX 1時間足（18日～19日）
NY市場が祝日で休場のため動意薄とはいえ、米中貿易協議の進展期待を支えとして、昨日のドル円FXレートはやや強含みの推移を示しました。
今日には、祝日明けとなるワシントンで米中通商協議が再開される予定で、こちらへの期待感は継続、ドル買いの支えになっているものの、今日の日経平均は材料難から昨日終値付近で方向感なくさえない動きを示しており、ドル円FXレートもこちらを重荷にやや円高の110.50円台前半まで小幅安となっています。
今日のドル円FX見通しとレンジ予想
今日10日（火）のドル円FXレートは、高値110.626円から安値110.452円のレンジで、じり安（円高方向）の展開となっています。
・ドル円FX 5分足（19日）
悪材料は影響薄、底堅い
今日のドル円FXレートは、材料難でさえない日本株の動きを重荷に、先週高値の111円台から0.5円ほど下げているものの、110円台前半では押し目買いのオーダーが厚く、底堅い動きとなっています。
米国では、先週末に発動された米トランプ大統領による非常事態宣言、また米商務省から自動車輸入制限措置に関する報告書が提出され関税引き上げ懸念が浮上していることなど、いくつかの悪材料が出てきていますが、現時点の市場では、いずれもさほど関心を引いていない様子です。
今夜NY時間は米中協議が焦点か
今日のNY時間にはNAHB住宅指数が発表予定であり、こちらは改善予想となっていて、ドル円レートの下支えとなる可能性もありますが、レートへの影響として注意すべきは、むしろ米中通商協議にまつわる新情報と言えます。
このところ、この問題に関しては、協議内容のほか米高官の発言によってもレートが振らされています。NY時間になんらかの新材料が出れば、やや大きな影響が出そうです。
とはいえ、前述のとおり110円前半では押し目買いが厚く、底堅い展開が予想されます。総合すれば、今日から明日にかけては、110円中盤を軸に、やや頭重い展開が続きそうです。
今日のドル円FXレート レンジ予想
今日のドル円FXレート見通しは、こちらのURLにてご確認ください。
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今週の米国関連イベントスケジュール
今週予定されている米国の経済指標などのスケジュールは、次の通りです。
2/19（火）24:00 2月NAHB住宅市場指数（前回値 58、今回予想 59）
2/20（水）21:00 MBA住宅ローン申請指数(前週比)（前回値 -3.7％）
2/20（水）28:00 米連邦公開市場委員会（FOMC）議事要旨
2/21（木）22:30 12月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)（前回値 -0.4％、今回予想 0.3％）
2/21（木）22:30 2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数（前回値 17.0、今回予想 14.3）
2/21（木）22:30 前週分失業保険継続受給者数（前回値 177.3万人）
2/21（木）22:30 前週分新規失業保険申請件数（前回値 23.9万件、今回予想 22.9万件）
2/21（木）22:30 12月耐久財受注(前月比)（前回値 0.7％、今回予想 1.7％）
2/21（木）23:45 2月総合購買担当者景気指数（PMI、速報値）（前回値 54.4）
2/21（木）23:45 2月サービス部門購買担当者景気指数（PMI、速報値）（前回値 54.2、今回予想 54.3）
2/21（木）23:45 2月製造業購買担当者景気指数（PMI、速報値）（前回値 54.9、今回予想 54.9）
2/21（木）24:00 1月景気先行指標総合指数(前月比)（前回値 -0.1％、今回予想 0.2％）
2/21（木）24:00 1月中古住宅販売件数(年率換算件数)（前回値 499万件、今回予想 500万件）
2/21（木）24:00 1月中古住宅販売件数(前月比)（前回値 -6.4％、今回予想 0.2％）
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