1月12日の日経平均は、一時200円超下落しましたが、プラス圏に浮上しています。マザーズは、反落で推移しています。
今週の株式相場は、日経平均が、米追加経済対策期待が続き上昇するが、新型コロナ警戒で上値重い展開と予想します。
2020年マザーズ上昇率ベスト10から上がる銘柄を見極めろ!「投資の森」成長株レポート
株式市況と相場戦略
1月12日の株式市況
12日の日経平均は、昨日の米株がトランプ米大統領罷免提出などで米政治不安が増大し下落となったことを受け、一時200円超の下落となりましたが、すぐ反発し、100円超上昇とプラス圏で推移しています。
下値からの上昇幅が300円を超えており、下落したところに押し目買いが入り、強い相場となっています。出遅れていた日本株に買いが入っています。
マザーズ指数は反落スタートとなっており、マイナス圏でもみ合いとなっています。
米国で長期金利が上昇し1.1%を超え、昨年3月以来の高水準を更新したことでナスダックが下落し、IT、ハイテク関連株が売られています。
個別では、中外製薬がリウマチ治療薬がコロナに効果があると報じられて昨年来高値を更新し11%高となっています。また半導体の東京エレクトロン、テルモ、ダイキンなどが上昇しています。半面、引き続きソフトバンクG、ファーストリテイリング、エムスリー、アドバンテスト、ファナックなどが下落しています。
中小型株では、フルッタフルッタ、サーバーワークス、ウィルズ、オークファンなどが上昇しています。一方、ENE CHANGE、アルー、ココペリ、オンデックなど直近IPO銘柄が下落となっています。
市場の概要は、
- 米大型経済対策期待でリスクオン継続
- 米政治混乱嫌気で売り
- 日経平均は下落後に切り替えし30年ぶり高値更新
- マザーズは反落でIT関連売り
- 小型株は高値のIPO銘柄が売られやすい
となっております。
今日の日経平均は、下落から切り返して30年ぶり高値更新となりました。
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マザーズは2021年は大幅上昇か!マザーズ上昇し始めの今、有望銘柄を仕込もう!「投資の森」成長株レポート
相場戦略
今週の株式相場は、米経済対策期待から上昇しやすいですが、高値警戒感や新型コロナ警戒から上値が重い展開になると予想します。
日経平均は、2万8000円が下値となり、押し目買いが入りやすい状況ですが、急騰したことで高値警戒感が出ていることなので、上昇時に上値が重い展開になりそうです。
今週の予想レンジは、2万7700円~2万8500円と予想します。
マザーズ指数は、米長期金利が上昇していることから米国で割高のIT、ハイテク株が売られており、東京株式市場でも割高な直近IPO銘柄などが売られています。ただし緊急事態宣言によって、巣ごもり銘柄や下落していた銘柄などが買われており、コロナ第1波のときの相場に近い形になっています。
緊急事態宣言が発令されたことで、1月の相場は、コロナ第2波の相場となり、日経平均に比べてマザーズ指数が出遅れている今が投資チャンスとなっています。
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コロナ第2波相場で投資のチャンス!2021年の2倍期待銘柄は?「投資の森」成長株レポート
先取注目銘柄
成長小型株の中から、上昇期待の銘柄を選びました。
・霞ヶ関キャピタル(3498)
時価総額 131億円
不動産コンサル業。太陽光発電施設や投資用不動産の開発・事業投資
1月14日に決算発表 業績改善期待
2021年に2倍に上昇期待の銘柄は?「投資の森」成長株レポート
「投資の森」成長株レポート 掲載銘柄 実績
掲載銘柄の中から上昇した銘柄を紹介
12月4日号掲載
時価総額 197億円
太陽電池の製造装置大手。太陽電池モジュール受託加工、ラインの一括請負も
8日の上昇率 +13.16%上昇