今週のFOMC(米連邦公開市場委員会)では、利上げが確実視されています。
過去のFRB(米連邦準備制度理事会)が利上げしたときにドル円為替がどうなっていたか見てみましょう。
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過去のFRBの利上げ
直近のFRBによる利上げは、2015年12月です。
その前は、かなり過去で2006年6月になります。
2006年7月からは、2015年11月まで9年4か月間は、利下げか変更なしになっています。
実際に利上げがあったのは、2000年に3回、2004年に5回、2005年に8回、2006年に4回、2015年に1回となっています。
2000年 2月、3月、5月
2004年 6月、8月、9月、11月、12月
2005年 1月、3月、5月、6月、8月、9月、11月、12月
2006年 1月、3月、5月、6月
2015年 12月
2000年以降、21回あります。
この利上げ後にドル円為替が円安になっているか円高になっているか見てみましょう。
FRBの利上げ後のドル円為替
上記の利上げの月のドル円為替が円安になっているか円高になっているかを見てみましょう。
その利上げ月で月の始値と終値をくらべて、円安か円高かを判断します。
2000年2月 円安
2000年3月 円高
2000年5月 円高
2004年6月 円高
2004年8月 円高
2004年9月 円安
2004年11月 円高
2004年12月 円高
2005年1月 円安
2005年3月 円安
2005年5月 円安
2005年6月 円安
2005年8月 円高
2005年9月 円安
2005年11月 円安
2005年12月 円高
2006年1月 円高
2006年3月 円安
2006年5月 円高
2006年6月 円安
2015年12月 円高
円安 10回 円高11回 という結果でした。
ただし、12月に利上げしたことが過去に3回ありますが、いずれも円高になっています。
今回もその法則に沿ったとすると円高になると仮定すると、月末は、始値の114.44円より円高になっているということです。
過去のデータからだと12月の利上げは、月の始値より円高になるので、終値は114円以下になるのではないでしょうか。
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