日経平均株価を追っていると他のインデックス指数や先物の価格が日経平均に影響を与えていることがわかってきます。
しかし、日経平均株価以外のインデックス指数や先物は、市場が開いている時間が違うので、終値などは、日付を跨いだりしていて、なかなか覚え切れません。
今回は、日経平均株価に関係するインデックス指数と先物の開催時間を日本時間で確認してみましょう。
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日経平均株価の開催時間
こちらは、確認するまでもないかもしれませんが、日本時間で9:00~15:00までです。
15秒毎に算出しています。
日経平均先物の開催時間
日経平均先物は、大阪証券取引所(大証)とシカゴ商業取引所(CME) とシンガポール証券取引所(SGX)の3つの取引所で取引されています。
日経平均先物は、日中取引時間と夜間取引時間(ナイトセッション)と2つの時間帯がある。
日中は、8:45 – 15:15で先物を現物取引のリスクヘッジに使用するために15分間遅く閉まる。
夜間は、16:30 – 05:30で翌日5時30分まで取引がある。(2016年7月19日から3時から5時30分に延長)
大阪証券取引所(大証)の日経先物
日中 8:45 – 15:15
夜間 16:30 – 翌日5:30
日本での取引なので、日本時間で通常の通りに始まり終わる。
シンガポール証券取引所(SGX)の日経先物
日中 8:30 – 15:30(現地時間 7:30 – 14:30)
夜間 15:55 – 翌05:45(現地時間 14:55 – 翌04:45)
シンガポール証券取引所は、現物の日経平均や大証より15分早く始まるので、日経平均の始値からの上昇下落の流れを予想するのに大変役立ちます。
シカゴ商業取引所(CME)の日経先物
通常 8:00 – 翌7:00(現地時間18:00 – 翌17:00)
サマータイム 7:00 – 6:00(現地時間は同じ)
グローベックスというシステムが導入され取り、ほぼ24時間取引可能になっている。
詳しくは、「シカゴ日経平均先物(CME)と日経平均株価の関係」
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NYダウの開催時間
通常 23:30 – 6:00(現地時間 9:30 – 16:00)
サマータイム 22:30 – 5:00(現地時間は同じ)
NYダウは、その名の通りニューヨーク証券取引所(NYSE)とNASDAQで取引されている銘柄30種の平均のインデックス指数ですのでニューヨーク証券取引所の時間に合わせて算出されています。
現地時間は、アメリカ東部時間でサマータイム(3月第2日曜日午前2時〜11月第1日曜日午前2時まで)が導入されています。
一場制で前場や後場などの区別はありません。
上海総合指数の開催時間
前場 10:30~12:30(現地時間 09:30~11:30)
後場 14:00~16:00(現地時間 13:00~15:00)
上海証券取引所(SSE)の株価指数の上海総合指数は、当然、上海証券取引所の開催時間に合わせて取引されています。
日本時間から約1時間遅れなので、上海が下落した影響で日経平均も下落することがあり、2015年9月のチャイナショック時は連動して動いているような影響でした。
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ヨーロッパの株式市場の開催時間
通常 17:00~1:30(現地時間 イギリス8:00~16:30、9:00~17:30)
サマータイム 16:00~0:30
ヨーロッパの各市場は、イギリスとヨーロッパ大陸に1時間の時差がありますが、全取引所が、同じ時間に開催されます。
主な取引所とインデックス指数は以下の通りです。
ロンドン証券取引所 FTSE100
フランクフルト証券取引所 DAX指数
ユーロネクスト フランスCAC40指数、アムステルダムAEX指数など
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開催時間まとめ
各インデックス指数や日経先物の開催時間に関してまとめました。
順番としては、日本と中国⇒ヨーロッパ⇒アメリカの順に市場が開いていって、ほぼ24時間地球上のどこかでは取引されているという形になっています。
特に日経平均先物は、シカゴのCMEでの取引がほぼ24時間できるので、日本市場が閉まっている間も海外の投資家の間で取引されています。
これによって、夜中の間におこったFOMCなどの発表や経済イベントで翌日の日経平均株価が、動いています。
逆に朝のCME日経先物を見れば、その日の日経平均の始値の予想が付いてきます。
日経平均株価は、他の海外の指標の影響も受けながら、上下しているということも覚えて置いてください。
非常に参考になりました( ≧∀≦)ノ
初心者からすると涙が出るほど嬉しい情報ですw(゜o゜)w
ありがとうございます。
今後も有益な情報をお届けできるようにがんばります^^