日経平均が強い！今日でなんと、3連休を挟んで10連騰！です。寄り付きこそ前日のNYダウを引き継ぐ形でマイナスから始まりましたが、日中は徐々に上昇し、結局前日より13.03円高い22,001.32と終値ベースで２２，０００円を突破しました。

今週は、さすがに調整すると思っていましたが..。3連休中にはサウジアラビアの石油施設への攻撃などもあり、経済にはマイナス材料なので大きく調整するかなあと思っていたんですが、相場は予想外に強かったですねえ。また、昨日のNYダウは142ドル下がっており、アジアの市場も軒並みマイナスなのに、どうなってんだ日経平均は？これと言った理由もないのに、いつもは世界の景気や政変にやたらひ弱な日経平均なのですが、今回はやたら底堅いのです。なんだか、ちょっと不気味ですね。

さて、先週で一旦、保有株を一部利確して、キャッシュポジションを60％にまで上げたわけなんですが、現状を参考に挙げておきます。

投資元金　500万
評価額　5２１.５万
損益　＋２１．５万
キャッシュポジション　６１．５％

今の所、戦績は、なかなか良い眺めなんですが、この先どのくらい銘柄選択しながら、買増しし、マイナスになっても耐えられるかが５年先の資産を決めるんですよね。

インターネットバブル崩壊、リーマンショックと２度の暴落を経験して理解しているはずなんですが、なかなかこれを実行するのが難しい。やはり、どうしても日経平均が１０％以上調整すると、過度にナンピン買いしてしまいます。それで、キャッシュポジションがすぐになくなってしまい、身動きが取れなくなってしまう。ダメな個人投資家のあるあるですね。日経平均の調整が起きた時に、どのくらい投資していいのかをざっくりでいいんで教えてくれるツールがあると嬉しいですねえ。

さて、僕は次の日経平均の調整を待っています。日経平均は、年末までに５〜１５％くらいの調整をすると予想しています。今年は、５月のGW開けと８月に８〜９％の小さな調整をしただけで、調整らしい調整をしていません。通常、日経平均は１０〜２０％の調整が年に２〜３度あります。年末にかけて日経平均が上昇していく中で、一度は一定規模の調整が起きてもおかしくないでしょう。

さて、本格的な調整ですが、私はまだ来ないような気がしています。多くのエコノミストやアナリストは、景気は最終局面に来ており、米国の景気も今年後半か来年初半には腰折れすると予想しており、躍起になってマイナス材料を探しています。しかし、そういう局面で今まで暴落が起きたことがありません。

私も景気が最終局面に来ているという見方は同じです。しかし、世の中がびっくりするような巨大企業の債務超過や倒産のニュースが無いのです。株価の本格的な調整が起こるには、そういったニュースが必ず先行します。世界を脅かすような倒産が起こり、金融不安を誘引し、世の中にお金が回らなくなった時、本当に株価が大底を探り始めるのです。現状は、恐怖先行で、そんな状況にはなっていません。だから、少なくとも今年いっぱいは株高が続くのではないかと思っています。