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ソフトバンク(9434)の株価はどうなる?公募価格1500円は上回るのか?

ソフトバンクの明日の株価予想

ソフトバンク株式会社(9434)が12月19日に上場して、大きな話題を呼びましたが、公募価格の1500円割れを起こして、その後も回復していません。
今後、ソフトバンク(9434)の株価はどうなるのか?公募価格の1500円を超えることはあるのかを検討したいと思います。

ソフトバンク(9434)の株価の推移

まずは、上場からのソフトバンクの株価の推移を見てみましょう。

○ソフトバンク株価のチャート
ソフトバンク株価

公募価格が1500円のところ、初日の12月19日は、初値が1463円とマイナスになりました。
その後、価格を下げていき、1282円で初日が終わり、2日目は、最安値の1176円をつけ、その後は上昇基調となっています。

ソフトバンクの初日から2日目の株価の下落は、上場前の2つの事件が大きくマイナスに働いた結果だと思われます。

1つ目は、ファーウェイの機器問題です。

アメリカでファーウェイの通信機器が中国政府の監視下にあり、スパイ行為に使われる可能性があると懸念が高まっていました。
それをうけて、12月5日にカナダでファーウェイのCFOが逮捕される事件が発生し、さらにアメリカから日本に安全保障上、ファーウェイの機器を使わないようにとの要請が来ていました。
ソフトバンクは、ファーウェイと協力して5Gの開発を勧めるとしており、ファーウェイの携帯の中継機器も使用しており、アメリカの要求を受け入れる場合は、交換が必要になり、1000億円の費用がかかると思われていました。

2つ目は、12月6日に起こった通信障害です。

12月6日の午後1時半過ぎから6時頃までの約4時間半に渡って、ソフトバンクの携帯が通じなくなりました。
これは、エリクソンの通信機器の証明期限が切れたために全世界同時で起こった通信障害です。
エリクソンの通信機器を使っていたのが、日本ではソフトバンクしかなかったために、ソフトバンクだけ通信ができない状態になりました。
この障害の後に解約が続出したようで、マイナス要因となっています

上記の2つの事件があり、さらにソフトバンクのIPOは、史上最大規模となっており、そんなに買う人がいるのかと話題になっていたこともあり、上昇初日は大きく値を下げることとなりました。

その後は、チャートを見ての通り、上昇傾向にあります。

理由は2つあると思われ、1つ目は、配当利回りが高いことです。

当初の公募価格1500円で5%の配当利回りになるように、年間配当額は75円にすると発表していました。
これが、公募価格割れを起こしたことで、最安値のときの利回りは、約6.4%まで上昇したことで、配当狙いの人が買いに入っていると思われます。

2つ目は、インデック絡みの買いが期待されていることです。
新規上場した場合は、TOPIXや投資信託などで採用されるために一定数株が買われます。
これが、TOPIXに絡んで1億株、海外のフォンドで1億株あると言われています。
この買いが入ると当然値上がりするので、それを見越して、公募価格割れの今のうちに買っておこうという買いが入っています。

上記のうような高配当とインデックス絡みの価格上昇を狙った買いが入り、上昇しています。
ソフトバンク株を1500円で勝った個人投資家の人の殆どは、まだ損切りせずにホールドしていると思われますので、価格が下がっていないという事情もありそうです。

このように上場前の事件でマイナス評価となり、株価が下落しましたが、その後は、上昇傾向にあるという株価推移をたどっています。

ソフトバンク (9434) 株価 →

ソフトバンクの高配当は維持されるのか?

ソフトバンクの株価が上昇している要因として、配当利回りが高いことを挙げました。
これは、配当が出続けることが重要ですが、今後のソフトバンクの配当は、どうなっていくのでしょうか?

結論から言うとソフトバンクの配当は、最低5年くらいは出続けると思われます。

これは、ソフトバンク株式会社の一番の大株主がソフトバンクグループで、ソフトバンクグループは、ソフトバンク株式会社の株からの配当金を有利子負債の利払いに当てているためです。
ソフトバンクグループは、決算では大きな利益を出していますが、その殆どが、投資の含み益で現金の収入は少ないの実情です。
そのため約15兆円の有利子負債の利払いのために現金が必要で、そのためにソフトバンク株式会社の配当金が重要になってくると思われます。

ソフトバンクグループの有利子負債は、5年程度は、このままの現状が維持されると思われており、そのためにソフトバンクの配当金は、5年程度は維持されるのではないかと予想します。

そのためしばらくは、株価が大きく上昇しなければ、高配当が続くものと思われます。

ソフトバンク (9434) 株価 →

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ソフトバンクは今後どうなるのか?株は買いなのか?

ソフトバンクの株価予想

ソフトバンクの直近の株価予想は、1250円~1500円の間でのレンジ相場と予想します。

上値は、公募価格の1500円を超えるとIPOで買った個人投資家が利益が出るので、売りを出していくるので、下押されて株価が下落するために1500円ちょっとが上値となってくると思われます。

下値は、配当利回りが6%になる1250円が一つの目安になってくると思われます。
1200円を割った2日目もすぐに反発して1200円を維持したことで、6%以上の配当利回りになった場合は、高配当株を物色している投資家が買いに入るので、株価が上昇すると思われます。

上値も下値も瞬間的にはオーバーすると思われますが、目安として、その範囲内に収まるときが暫く続くのではないでしょうか。

数年単位の中期的な株価は、上昇する可能性が高いと思われます。
株式市場自体が、暴落するときは別ですが、ソフトバンクの業績は、携帯事業は、総務省の携帯価格引き下げや楽天の参入などで先行きは楽観的ではありませんが、ブランドとしてソフトバンクだけではなくYモバイルやLINEモバイルがあり低価格帯への対応もできることから、マイナスの要因に大きくは左右されないとの見通しがあります。
さらにトヨタと提携したニュースは、記憶に新しいところで、今後増えていくIoTなどの対応へ積極的なことから、売上を伸ばしていくことが可能だと思っております。
新規事業を生み出す土壌は、ソフトバンクは優れており、ソフトバンクグループのビジョン・ファンドの投資先とのシナジー効果も望めるために、携帯電話の顧客を活かした新規事業も伸ばしていくと思われます。

よって、ソフトバンクの株価は、中期的にも上昇傾向になると思われます。

ソフトバンクは買いなのか?

ずばり、ソフトバンク株は、「買い」だと思われます。

やはり、ソフトバンクほどの会社で5%以上の高配当は魅力で、配当もしばらく安定して出そうなことから、配当利回りが6%に近づいたら買いだと思われます。

他の携帯2社と比べると株価指標の面では割高に見えますが、今後の成長を見越して、高配当株としておすすめします。

○携帯会社3社比較(2019年1月9日時点)

銘柄利回りPERPBR
ソフトバンク (9434)5.25%16.39.53
KDDI (9433)3.75%10.21.53
NTTドコモ (9437)4.31%12.71.44

NTTドコモやKDDIと比べるとPERとやPBRが高めとなっています。
ただし、配当利回りは、1%ほど高くなっていますので、高配当株としては、ソフトバンクが抜けていて、100株の取得金額も株価が2500円前後のKDDIとNTTドコモは25万円前後になるのに比べて、1400円のソフトバンクは14万円で帰るので、買いやすいと思われます。

ソフトバンク (9434) 株価 →

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