今日のFX相場見通し

ドル円予想：堅調期待　ドル仕込む動き (12月10日)

前取引日9日のドル円は買い優勢。高値156.94をつけてから終値156.90と、3営業日連続で円売りが出たのち本日の取引へ移行した。本日10日のAI予想は円安予想。

9日に材料視された経済イベントは、米景気先行指標総合指数が-0.3％で予想通り、このほか米雇用動態調査の結果にも関心が集まった。米10年国債利回り（米長期金利）は上昇し、こちらを支援材料としてドル買いが強まる場面があった。

本日10日の日足チャートを見るとモメンタムは弱気のシグナルが点灯しており、弱気地合いへの転換の可能性がある。 ドル仕込む動き、プロのドル円FX予想は？？？

目先の展開については、米時間に控えるFOMC後のパウエルFRB議長会見が最大の材料となる。このところは強気目線の展開が続いているが、この先も右肩上がりのチャートとなるかどうかは今夜のパウエル会見次第となる。タカ派色の強い会見内容となった場合は上値余地が一段と拡大する可能性が高まる。このとき、ひとまずは次の節目心理的節目157.50が上値メドと考えられる。

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