野村インデックスファンド「Funds-i」シリーズを初心者向けにまとめました

野村インデックスファンド「Funds-i」シリーズ

野村インデックスファンド「Funds-i」シリーズは、業界最大手の野村證券のグループ会社が扱っている手数料控えめのインデックスファンドシリーズです。
野村証券のグループ会社が販売しているだけあって、ほかのインデックスファンドシリーズより、様々な種類のインデックスファンドがあります。
手数料だけを考えるとほかのインデックスファンドシリーズのほうがお得なものがありますが、購入する価値があるかどうかも含めて、初心者向けに全般的に解説していきます。

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野村インデックスファンド「Funds-i」シリーズとは?

野村インデックスファンド「Funds-i」シリーズは、野村アセットマネジメントが運用するインデックスファンドのうち、低めに設定された運用管理費用(信託報酬)の投資信託に愛称「Funds-i」を冠した商品群です。国内・海外・新興国の株式・債権・REITに加え、バランス型の投信2商品を含むシリーズです。為替ヘッジ付の商品も備えています。

シリーズの全商品を取り扱っている金融機関は野村證券の他、イオン銀行、池田泉州銀行、SBI証券、カブドットコム証券、新生銀行、スルガ銀行、高木証券、但馬銀行、東京スター銀行、東邦銀行、八十二銀行、マネックス証券、楽天証券、ワイエム証券で、ネット証券・ネット銀行を中心に多くの金融機関で購入できます。あと、一部の商品をネット銀行やネット証券、地銀が取り扱っています。3メガバンク系の銀行や証券会社は取り扱っていません。

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野村インデックスファンド「Funds-i」シリーズの評価・評判

運用管理費用(信託報酬)が低いことを謳っていますが、インデックスファンドはもともと運用管理費用が低く、今日では他社の商品も運用管理費用を引き下げているため、商品情報をしっかりと収集し比較している人にはそれほどメリットが感じられないようです。

しかし最大手の証券会社である野村證券が人気上昇中で初心者にもわかりやすいインデックス投信に進出してきたことで、安心して購入して保有し続ける人もいるでしょう。

野村インデックスファンド「Funds-i」シリーズの投資信託

野村インデックスファンド Funds-i 日経225

日経平均株価(日経225)と連動する投資成果を目指して運用を行っているファンドです。「ミリオン・インデックスマザーファンド」を通じて投資しています。原則として200銘柄以上に分散投資を行ないます。

信託報酬率は年0.432%(税抜年0.40%)、2016年8月26日時点の基準価格は17,530円、純失算総額は292.5億円です。2013年までは株式市場の低迷で、基準価格が1万円を割る期間もありましたが、それ以降は政権交代、アベノミクス効果で上昇傾向が続きました。しかし、2016年に入ってからは、世界経済の混乱、急速な円高の進行により基準価格が低迷しています。日本経済を牽引しつつ世界経済に翻弄される日経225に含まれる大企業の業績に左右される面が良くも悪くもあります。大企業主導による日本経済の成長頼みのファンドだと言えるでしょう。

野村インデックスファンド Funds-i 新興国株式

米MSCI社が提供する外国株式インデックスである「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」の中長期的な動きを概ね捉える投資成果を目指して運用しています。野村のみならず、国内他社の新興国株式ファンドも、これをマザーファンド、あるいは指標としています。

2016年8月26日時点の基準価格は10,919円、純資産総額は23.9億円です。決して優良な運営成績を収めているとはいえません。信託報酬率は年0.648%(税抜年0.60%)と、高めです。

新興国は、一時経済成長が高い「有望株」だとされてきましたが、最近では政情不安や経済成長の減速で、必ずしも高い収益を望めるものではなくなったようです。むしろハイコスト、ハイリスク、ローリターンな商品なのかもしれません。もちろん、今後の経済動向はわかりませんが。

野村インデックスファンド Funds-i 外国REIT

REITは不動産信託証券です。このファンドは、S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円換算ベース)の動きに連動する投資成果を目指して運用を行なっています。

組み込んでいるREITは、米国の銘柄が上位を占めています。2016年8月26日時点の基準価格は22,298円、純資産総額は32.8億円です。そこそこの運用成績と資産拡大を実現しています。信託報酬率は年0.594%(税抜年0.55%)です。

2015年までは基準価格・純資産総額ともに上昇傾向でしたが、それ以降は頭打ち、むしろやや下降傾向が続いています。これはREITの投資信託商品が人気を得て急拡大したことが原因だとも考えられます。
アメリカをはじめ世界的に見て、不動産投資は堅調です。その面で、REITは有望な選択肢かもしれません。一方、株式同様のリスクを指摘する専門家もいます。
REITに投資するなら、世界的な経済動向に注視すべきでしょう。

野村インデックスファンド Funds-i J-REIT

東証REIT指数(配当込み)の動きに連動する投資成果を目指して運用しているファンドです。
2016年8月26日時点の基準価格は22,689円、純総資産額は52.0億円です。Funds-i海外REITと同水準の運用成績で、純総資産額はそれを大きく上回っています。信託報酬率は年0.432%(税抜年0.40%)で、Funds-i 外国REITよりも安価です。

国内では、首都圏の大型商業施設やオフィスビル、地方都市での大型流通拠点施設の建設など、不動産投資が活発です。REITは、こうした不動産の賃貸料など運用収益をもとにしているため、「有望株」であるとも考えられます。

しかし全く不安がないとはいえません。流通網の整備・インテリジェント化は今後とも進むと考えられますが、オフィスの空室率は依然として高い傾向にあり、いつ何時「建設バブル」が崩壊してもおかしくありません。不動産の市場・経済動向に留意して投資すべきでしょう。

その他

上記以外に、「Funds-i」シリーズの国内株式では「Funds-i TOPIX」(信託報酬率年0.432%、税抜年0.40%)「Funds-i JPX日経400」(信託報酬率年0.432%、税抜年0.40%)、外国株式では「Funds-i 外国株式」(信託報酬率年0.594%、税抜年0.55%)「Funds-i 外国株式・為替ヘッジ型」(信託報酬率年0.594%、税抜年0.55%)があります。

国内外の債権では「Funds-i 国内債券」0.432%、税抜年0.40%)「Funds-i 外国債券」(信託報酬率年0.594%、税抜年0.55%)「Funds-i 外国債券・為替ヘッジ型」(信託報酬率年0.594%、税抜年0.55%)「Funds-i 新興国債券」(信託報酬率年0.648%、税抜年0.60%)「Funds-i 新興国債券・為替ヘッジ型」(信託報酬率年0.648%、税抜年0.60%)があります。

REITでは「Funds-i 外国REIT・為替ヘッジ型」(信託報酬率年0.594%、税抜年0.55%)があります。

その他に「Funds-i 海外5資産バランス」(信託報酬率年0.648%以内、税抜年0.60%以内)「Funds-i 内外7資産バランス・為替ヘッジ型」(信託報酬率年0.54%以内、税抜年0.50%以内)という、バランス型ファンドの組成がインデックスになっている、という商品もあります。

野村インデックスファンド「Funds-i」シリーズ まとめ

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野村証券は個人向け商品は、もともと大口資産家向けの株式が主体でしたから、インデックス投信の発売には積極的ではなかったようです。インデックス投信への関心が高まるのにつれ、対応策として「Funds-i」シリーズを立ち上げたのでしょう。インデックス投信は実に多くの商品が発売されていますから、「Funds-i」シリーズの優位性は必ずしも高いとはいえません。しかし「野村ブランド」への投資、という視点もあり得るでしょう。

 

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