【4月7日ドル円予想と根拠】米コロナ拡大ペースに鈍化の兆し、リスクオン期待が浮上

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【4月7日ドル円予想と根拠】米コロナ拡大ペースに鈍化の兆し、リスクオン期待が浮上

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日7日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日6日のドル円相場は、日本での緊急事態宣言発令報道を受けての円売り (↑) はあるも、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大報道によるリスク回避 (↓) が上値を抑える形となり、安値108.34から高値109.38の約1円幅での上昇となりました。


(USD/JPY ~4月7 日、15分足)

緊急事態宣言報道 で「日本円売り」の円安

前取引日6日、安値付近108.35で東京時間オープンとなったドル円は、日本政府が緊急事態宣言発令へ向け準備中であるとの報道を受けて、該当国通貨としての円売りが進み円安圧力が発生 (↑) 、じり高推移ののち高値109.38に到達しました。

しかし、続く海外時間には、新型コロナウイルスの世界的な感染者数拡大報道が続いたことでのリスク回避 (↓) による円高圧力が上値を抑え、ロンドン時間からNY時間にかけて高値109.38更新はなりませんでした。最終的には高値からやや下げた水準の109.23でクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、日本政府の緊急事態宣言発令に関する報道での日本円売り観測 (↑) による円安 予想、またその後の、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大報道によるリスク回避 (↓) での円高 予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、米国における新型コロナ感染拡大ペースの鈍化観測、および英・ジョンソン首相のコロナ感染に関する続報が、アナリストらから材料視されています。

米コロナ拡大にピークアウトの兆し、リスクオン期待

新型コロナウイルス感染者数が世界最多となっている米国において、NY州などで感染者数の拡大ペースに鈍化の兆しが見られるとして、見通し不透明感の後退から、前取引日6日の米株は大幅上昇となりました。このまま米での新型コロナ感染拡大ペース減速が続けば、市場で過度な懸念の後退からリスクオンのドル買いが強まる (↑) のではないか、との見方が、アナリストらから浮上しています。

ただ一方では、米国での新型コロナウイルス感染者数増加のピークアウトは来週以降までかかるのではないか、との報道も出ていることから、今夜NY時間にかけてのこうした報道をもとに、米の感染拡大が続いてリスク回避の円高圧力が優勢となる (↓) のではないか、との見解も浮上しています。

こうした、米国での新型コロナ感染拡大にまつわる報道をうけ、感染増加ペースがピークアウトするとの見方が強まってのリスクオン (↑) による円安予想と、現在の感染拡大ペースの鈍化が一時的なものだとの見方によるリスク回避の継続 (↓) での円高予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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英首相の集中治療室入りには「予防策」と報道も

新型コロナウイルスへの感染があきらかとなった英・ジョンソン首相は、今日までに病状が悪化したことで集中治療室へ入っていると報じられ、経済主要国のトップでは初めてのコロナ罹患による急速な病状悪化であることから、市場では警戒感がにわかに高まっている状況です。こちらの報道を重しに、市場で新型コロナの危険性が再認識され、リスク回避の円高圧力が強まる (↓) 、のではないか、という見解が浮上しています。

ただし、ジョンソン首相の集中治療室入りは、あくまで人工呼吸器が必要となった場合にそなえての「予防措置」と報じられており、ジョンソン首相本人はツイッターで状態が良好であるともコメントしていることから、今夜にかけ過度な懸念が後退、もしくはジョンソン首相の容態が快方へと向かうことで、過度なリスク回避の流れが巻き戻され円安圧力が強まる (↑) のではないか、との見解も浮上しています。

英・ジョンソン首相の新型コロナ罹患報道に関して、今夜にかけての報道を機にコロナの危険性が再認識されてのリスク回避 (↓) 観測による円高予想と、ジョンソン首相の容態への過度な懸念が後退してのリスク回避巻き戻しによる円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

7日(火) 米・2月消費者信用残高
8日(水) 米・FOMC議事要旨公開
9日(木) 米・3月雇用統計、3月PPI、2月卸売在庫
10日(金) 米・3月CPI、3月CPIコア

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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