29日の株式相場は、決算発表待ちで閑散相場となり、好決算銘柄が買われると予想します。
28日の市況と29日の相場戦略
28日の株式市況
決算発表前で閑散相場となり、盛り上がりに欠ける取引となりました。
個別では、アメリカ子会社が新型コロナのワクチン製造で政府の支援を受けると報道された富士フイルムが買われ、第一三共、ソフトバンクGなども上昇しました。
一方、決算を控えたファナックが、持ち高調整で売られ、ダイキン、KDDI、ファーストリテイリングなどが下落しました。
マザーズ指数も3日続落しており、決算を控えて利益確定売りが出ているようです。
個別では、サーバー管理型プリペイドカードのバリューデザイン(3960)が6月の取扱高が前月比二桁増でストップ高、自動運転関連のフィーチャ(4052)もストップ高とサブスク、AI関連の銘柄が上昇しました。
一歩、弁護士ドットコムは、決算発表で営業利益を前年同期比95.9%減と発表し、売られました。
29日の相場戦略
個別では、ファナックの決算が、非開示だった通期の業績予想で経常利益を-53.6%になると発表したことでハイテク・半導体株が売られる展開となりそうです。
株式相場は、決算発表の結果で上下すると思われるので、好決算が期待されるコロナ禍で伸びる巣ごもりEC関連銘柄を見つけ出しましょう。
29日の注目銘柄
時価総額 192億円
電子書籍販売サービスである「ebookjapan」の運営、Yahoo子会社 電子書籍は巣ごもりEC関連
29日決算発表予定 コロナ禍で追い風 過去最高だった昨年度決算を上回ることを期待
・キューブシステム(2335)
時価総額 162億円
システム開発。金融・通信・流通向け、プロジェクト管理に定評。AIに注力 巣ごもりEC関連で伸びる物流を支援
29日決算発表予定 会社予想は過去最高益更新 デジタルトランスフォーメーション(DX)関連で上昇傾向
「有望・底値圏銘柄レポート(有料版)」の掲載銘柄の中では、5月29日号に掲載した巣ごもりEC関連であるソーシャル通販サービス「バイマ」運営のエニグモ(3665)が、+5.67%と上昇して年初来高値を更新しております。
「投資の森」厳選銘柄レポート(有料版)は、好業績が期待できる成長小型株の中で、まだアナリストが注目していない掘り出し銘柄を中心に紹介しています。
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