【2月6日ドル円予想と根拠】ワクチン開発報道でウイルス懸念に和らぎ、一転リスクオンか

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【2月6日ドル円予想と根拠】ワクチン開発報道でウイルス懸念に和らぎ、一転リスクオンか

昨日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日6日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

昨日5日のドル円相場は、新型コロナウイルスのワクチン開発報道 (↑) と、米株高での心理改善 (↑) により、安値109.31から高値まで上昇109.85まで上昇しました。


(USD/JPY ~2月6日、15分足)

ウイルスワクチン開発報道で急伸

昨日5日、安値付近109.45で東京時間オープンとなったドル円は、各国株価の堅調な推移を背景に底堅い展開が続いたのち、ロンドン時間に出た新型コロナウイルスのワクチン開発報道 (↑) で109円台後半まで急伸しました。

さらにNY時間には、米ADP雇用統計や米ISM非製造業といった経済指標の上振れも支えに米株が大幅上昇 (↑) 、こちらを背景にドル円レートは高値109.85をつけてクローズとなりました。

こうしたなか、昨日配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、新型コロナウイルス続報による警戒感巻き戻し期待 (↑) 、および、株高がドル買い支援 (↑) との見方による円安予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、新型ウイルス続報による問題収束期待、および経済指標結果による米景気見通しが、アナリストらから材料視されています。

新型ウイルス問題へ懸念後退は続くか

ワクチン開発報道や中国当局による流動性供給により、昨日の相場では新型ウイルスへの過度な警戒感が後退、リスクオフの反動での株高・ドル高となっています。この流れが継続して、今日のドル円も円安圧力が優勢 (↑) となる、との見解が、複数のアナリストから挙がっています。

ただ、新型ウイルス感染被害の拡大傾向に歯止めはかかっておらず、WHOからは「新ワクチンの効果は不明」と声明も出ていることを背景に、現在のリスクオンの流れに違和感をとなえ、今夜にかけてのレート反落に警戒 (↓) を促すアナリストも見られています。

新型ウイルス問題続報に関し、事態進展による問題収束期待での円安予想 (↑) と、現在のリスクオン展開を一時的なものとする円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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米経済指標好調の流れに継続期待

昨夜発表された米ADP雇用やISM非製造の好調な結果で米景気見通しが改善しているなか、今夜NY時間に発表される米経済指標の市場予想も底堅いものとなっており、米景気見通しへの堅調期待による円安観測 (↑) が浮上しています。

ただ、一部のアナリストからは、今日の米・新規失業保険申請件数などが冴えない結果となれば、現在の楽観的な市場センチメントが崩れ、一転して下落に転じる可能性 (↓) がある、との見解も言及されています。

米経済指標をうけての米景気見通しに関し、米経済指標好調の流れが継続しての円安予想 (↑) と、今夜の米指標への期待薄による円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今週から来週にかけては重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

6日(木) 米・新規失業保険申請件数
7日(金) 米・1月雇用統計

10日(月) 日・貿易収支、中・PPI、CPI
12日(水) 米・パウエルFRB議長発言、米・1月財政収支
13日(木) 米・1月CPI、CPIコア
14日(金) 米・小売売上高、鉱工業生産、ミシガン大指数

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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