【3月2日ドル円予想と根拠】日米株安に一服感、心理改善でドル買い戻しなるか

【3月2日ドル円予想と根拠】日米株安に一服感、心理改善でドル買い戻しなるか

昨日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日2日のドル円相場予想を行います。

スポンサードリンク

今日までの市況 ダイジェスト

前取引日2月28日のドル円相場は、新型コロナウイルスへの警戒感から世界的なリスク回避の高まり(↓)に加え、3月FOMCで利下げ可能性の高まり(↓)もあり、高値109.68円から安値107.51円まで2円以上の円高が進みました。


(USD/JPY ~3月2日、15分足)

新型コロナウイルスへの警戒感から世界的なリスク回避の高まり(↓)

28日は109.58円で取引が開始されましたが、新型コロナウイルスへの警戒感から世界的なリスク回避の高まり(↓)を背景に日経平均が急落し、前日比▲805円安の21,142円で取引を終了しました。

ドル円も日経平均の下落に連動して円高が進み、昼過ぎには109円割れ。その後も下落が進みましたが、108.5円台で下落がいったん止まりました。

3月FOMCで利下げ可能性の高まりによるドル売り(↓)

ロンドン時間のドル円は、108円台半ばの水準で比較的小康状態を維持しました。しかしNY時間に入り3月FOMCで利下げ可能性の高まりによるドル売り(↓)が進みました。米10年債の金利は4日連続で過去最低記録を更新。金利の低下に合わせドルも売られた結果、ドル円も下落し107円台に突入しました。107円台に突入した後、いったん108円台半ばまで戻す場面もありましたが、取引終了にかけ再度下落し安値107.51円に到達しました。ただし最終的には108円を回復し、108.07円で取引を終了しています。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、新型コロナウイルスへの警戒感から世界的なリスク回避の高まり(↓)3月FOMCで利下げ可能性の高まり(↓)、との見解が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

↓↓↓
「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら

今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、株安を背景とするドル売りは一巡(↑)、及び今夜のISM製造業への下振れ懸念 (↓) がアナリストから材料視されています。

株安を背景とするドル売りは一巡(↑)

2月28日(金)の米国株式市場は乱高下しましたが、最終的には前日比でダウ平均▲357ドルと下落幅が縮小、ナスダック指数も+0.8ポイントで上昇となりました。また本日午前には日銀の資金供給報道で日経平均がプラス転換しています。こうした状況を受け、これまで見られていた株安を背景とするドル売りが一巡する可能性がある(↑)、との指摘がなされています。

一方で、中国の2月製造業PMIが過去最低を記録しており世界経済の先行き不安が高まっています(↓)。新型肺炎問題について経済面への影響が数字で明らかになることで、ファンダメンタル要素からドル円の更なる下落可能性も指摘されています。

新型肺炎問題の経済面への影響が徐々に明らかとなる中で、株安を背景とするドル売りは一巡(↑)との見方と、中国の2月製造業PMIが過去最低を記録し世界経済の先行き不安の高まり(↓)という見方のどちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

↓↓↓
「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら

今夜の米ISM製造業景況指数には下振れ懸念 (↓)

今日23時45分には、米の重要な経済指標となる米・2月ISM製造業景況指数が発表となります。こちらは発表後に大きくドル円レートが動くことが多い指標であり、今夜の結果にもアナリストらの注目が集まっています。

新型ウイルス問題の拡大に伴っての景気不安が首をもたげるなか、一部のアナリストからは、今日の米2月ISM製造業が悪い数値となり、発表時刻にドル円が大幅に円高方向へ振れる (↓) 可能性が指摘されています。ただ一方では、昨今の米指標には底堅い結果となるものも多く、その流れが継続して良好な結果となり、レートの下支えとなる (↑) 可能性もあります。

今夜23時45分に発表予定の米・2月ISM製造業に関し、結果下振れでの円高予想 (↓) と、底堅い結果となってのレート支え予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

↓↓↓
「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら

なお、この他にも、今週にかけては重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

2日(月) 米・製造業PMI、ISM製造業指数
3日(火) 欧・失業率
4日(水) 米・ADP雇用統計、サービス部門PMI
5日(木) 米・失業保険申請件数、製造業新規受注
6日(金) 米・雇用統計、貿易収支

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

↓↓↓

 

おすすめ記事

米国10年国債利回り・ドル円相関チャート

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください