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【3月6日ドル円予想と根拠】円高圧力強まるなか、今夜の米雇用統計にも下振れ警戒感
前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日6日のドル円相場予想を行います。
このページの目次
今日までの市況 ダイジェスト
前取引日5日のドル円相場は、米株高を背景とする買い戻し (↑) で一時上昇したのち、米1月製造業受注件数の冴えない結果 (↓) 、が重しとなり、高値107.74から安値105.97まで下落しました。
冴えない米1月製造業受注で下落が加速
前取引日5日、その前日の米株高を背景とした心理改善(↑) で早朝に高値107.74をつけたドル円でしたが、その後東京時間には勢いを失い107.3円台に下落、さらにロンドン時間にはコロナウイルス懸念 (↓) を重しに、107円を割れ106.8円台まで下落しました。
続くNY時間になると、米1月製造業受注が冴えない結果(結果▲0.5%、予想▲0.1%)での発表となり、これを契機に下落が加速(↓) 、さらに106円も割れて安値105.97をつけてクローズとなりました。
こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、米株高を背景とする買い戻し (↑) での円安 予想、また新規失業保険申請件数や製造業受注件数など米指標の下振れ観測(↓) による円高 予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。
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今日のドル円予想と主要材料
今日のドル円相場については、新型コロナウイルス問題への警戒感後退観測、および米雇用統計の下振れ警戒感が、アナリストらから材料視されています。
新型コロナウイルス問題の悲観的な見方後退なるか
新型コロナウイルス問題に関し、株式市場では新型コロナウイルスのワクチン開発会社株が上昇する動きもあり、有効な治療薬の開発期待などで新型コロナウイルス問題の悲観的な見方が後退し、リスク回避が巻き戻される可能性 (↑) が、アナリストから指摘されています。
ただ一方では、イギリスで初の感染者死亡、またイタリアで感染者が急増したことや、カリフォルニア州の非常事態宣言など、脅威拡大へ懸念が強まる内容の報道が出てきています。これにより、今日の相場では新型コロナウイルスへの脅威が再び拡大し、リスク回避(↓) が強まる可能性を指摘するアナリストも見られています。
今日の相場で、新型コロナウイルス問題について、有効な治療薬の開発などにより悲観的な見方が後退する可能性 (↑) による円安予想と、脅威が再び拡大しリスク回避 (↓) となっての円高予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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米雇用統計での下振れ警戒感
今夜22:30には、米雇用統計が発表されます。新型コロナウイルス問題を背景とする経済的影響への警戒感は根強く、市場予想を下回る結果となれば、発表後は円高が一段と進行する (↓) 可能性 がアナリストから指摘されています。
ただし、4日に発表された雇用統計の前哨戦となる2月ADPは市場予想を上回る数字であり、雇用統計も同様に市場予想を上回る可能性があります。このことから、ADP同様に雇用統計も市場予想を上回りレート上昇の支えとなる (↑) との予想も出てきています。
今夜22:30に発表される米雇用統計に関し、市場予想を下回っての円高予想 (↓) と、ADP同様に雇用統計も市場予想を上回っての円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。
7日(金) 米・1月雇用統計
9日(月) 独・1月鉱業生産
10日(火) ユーロ・10-12月期四半期域内GDP
11日(水) 米・2月消費者物価指数
12日(木) 米・2月卸売物価指数
13日(金) 米・3月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。
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