24日の日経平均は、朝方はマイナス圏に沈むなどもみ合いだったが、後半に上昇し続伸となりました。
マザーズも一時マイナス圏となるも再度プラス圏に上昇しました。
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今日の株式市況と相場戦略
今日の株式市況
今日の東京株式市場は、前場の東証一部の取引高が6営業日連続で1兆円を切っており、閑散相場が続いております。
日経平均、マザーズ指数とも一時マイナス圏になりましたが、前引けにかけて上昇し、プラス圏に浮上しています。
米国で新型コロナウイルスの新しい治療法を認可したと伝わり、安心感に繋がり、買いを誘いました。
引き続き、マザーズ指数は上昇トレンドとなっており、上昇期待が大きくなっています。
8月に入ってからのマザーズ指数の上昇は、+14.02%と日経平均の+3.27%と比べて目を見張るものがあります。大きく上昇している印象がある米国株のNYダウとナスダック100と比べても上昇率は際立っております。
マザーズ指数 | +14.02% |
NYダウ | +4.75% |
ナスダック100 | +4.52% |
日経平均 | +3.27% |
マザーズ指数の上昇率はNYダウやナスダック100の約3倍となっており、いかに日本の小型成長株に資金が集中しているかがわかります。
今週の相場もこの傾向は変わらないと思われるため、小型成長株の中でさらに上昇する銘柄を見極めることが重要です。
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今日の相場戦略
今日の株式相場は、閑散相場が続いていますが、アジア株も上昇し、相場全体が小幅上昇基調になると予想します。
20日に新規IPOを行ったニューラルポケット(4056)は、2日連続で値がつかなかったが、今日の9時13分に公開価格900円の5.7倍の初値5100円を付けました。その後も上昇し、ストップ高の6100円と公開価格の6.8倍となっており、成長期待がある中小型成長株に資金が集中しているのがわかります。
さらに先日からお伝えしている通り、マザーズ指数は、上昇トレンドの入り口になっており、バンドウォークと呼ばれるボリンジャーバンドに沿って上昇する状態になっています。
ボリンジャーバンドの+1σと+3σの間(バンド)を上昇していく形です。本日も上昇し、+2σ~+3σでの間で推移しています。
前回のバンドウォークの上昇は42営業日となっており、今回も少なくとも今週は上昇が続くものと思われます。
上昇トレンドの入り口の今、仕込まなければ、上昇してからでは高値づかみとなってしまいます。
今のマザーズの上昇トレンド中で買われている好決算銘柄は、2種類あり、
1.好決算で市場予想を超え、一段高になっている銘柄
2.好決算だったが、市場予想を下回り、調整し再び上昇トレンドに戻った銘柄
1は、短期的に大きく上昇しているため、高値掴みしてしまう恐れがあり、買いずらい状況です。そのため、2の銘柄がねらい目です。
今日は、上昇トレンドの入り口の買い時銘柄を見つけるのが重要になりそうです。
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相場戦略 実践記 8/21(金)更新!
実際に相場戦略で解説した「2.好決算だったが、市場予想を下回り、調整し再び上昇トレンドに戻った銘柄」を実際に買ってみました。
※8月21日15時時点
・ラクーンHD(3031) +7.4万円
事業者専用の卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」運営
・ロジザード(4391) -6500円 → +4600円
通販向け在庫管理システムをクラウドで提供
株価の調整は一時的で、その後反発するとの判断し、株価の底値を予想して、その株価に近づいたときに分散して買いを入れています。
ラクーンは、決算で大きく下落しているところを押し目買いで仕込んでおき、その後の反転で利益が出ました。
ロジザードも決算が嫌気されて売られたときに仕込んだことで、今回のマザーズの上昇に乗って、株価が戻ってきて、マイナスからプラスに転換しました。
今、仕入れている最中の銘柄が1銘柄ありますので、今後、公開予定です。
「有望・底値圏銘柄レポート(有料版)」の次号の8月28号では、既に掲載した銘柄から決算後調整後に、再び上昇トレンド入りしたものを特集します。