2000年から始められたバフェット氏とのランチをする権利のオークションが6月9日夜に締め切られて、約3億円で落札されました。
バフェット氏とのランチ権を約3億円で落札
バフェット氏の亡くなった妻の発案で2000年からスタートしたバフェット氏とランチをする権利がebayで行われて、9日夜の締め切り間際に267万9001ドル(約2億9千5百万円)で落札されました。
オークションのお金は、サンフランシスコのテンダーロイン地区でホームレスや貧困者を支援するグライド基金に寄付されます。
参照:ロイター 「バフェット氏と昼食」の権利、約3億円で匿名の落札者に
ニューヨークのステーキハウス「スミス・アンド・ウォーレンスキー」でバフェット氏とランチを共にでき、最大7人の同伴者を連れていくことが可能です。
バフェット氏の次の投資先以外の質問はすべてできるという内容になっています。
お金持ちになるには、実際のお金持ちに話を聞き、その行動をまねるといいと言われていますが、実際に本当のお金持ちに直接話を聞く機会などなかなかないのですが、これオークションは、実際に伝説の投資家バフェット氏と直接ランチができ、いろいろ質問できる機会があるというものです。
ただし、落札額が約3億円とすでにお金持ちの人しか落札できませんので、一般の人には、夢のまた夢となっています。
バフェット氏との約3億円のランチは高いか安いか?
バフェット氏とのランチは、年々田かkプなる傾向にあるようです。
最初の年は、2万5000ドルで落札されたランチ権も2016年は、345万6789ドルと過去最高タイ記録での落札となっています。
〇バフェットとのランチの権利価格
落札額 | |
---|---|
2000年 | 2万5000ドル |
2001年 | 1万8000ドル |
2002年 | 2万5000ドル |
2003年 | 25万5000ドル |
2004年 | 20万1000ドル |
2005年 | 35万1100ドル |
2006年 | 62万100ドル |
2007年 | 65万100ドル |
2008年 | 211万100ドル |
2009年 | 168万300ドル |
2010年 | 262万6411ドル |
2011年 | 262万6411ドル |
2012年 | 345万6789ドル |
2013年 | 100万100ドル |
2014年 | 217万ドル |
2015年 | 234万5678ドル |
2016年 | 345万6789ドル |
2017年 | 267万9001ドル |
2003年から跳ね上がり、2008年にはいきなり100万ドル越えとなっています。
2000年当時は、ITバブルまさっかりで、ITに投資していなかったバフェット氏は投資成績が伸び悩んでいたため、当時は安かったといわれています。
その後、ITバブルが崩壊し、バフェット氏の投資手法が見直され、さらにバフェット氏が高齢となっていることから、価格がどんどん上がっていったものと思われます。
実際に2008年にランチをしたガイ・スピアーさんの記事がmarketwatch.comにのっていますが、彼は、このバフェットとのランチをきっかけに1年以内にアメリカのニューヨークからスイスのチューリッヒに引っ越したそうです。
バフェット氏の長年のファンであったスピアーさんも実際にあって国外に引っ越すほどの影響受けているようです。
実際に高いのか安いのかと言われれば、普通の人からすると高いのでしょうが、旅行と同じで体験にお金を払うということですので、ランチを共にした人がどれだけの体験したかと感じることによって、高いか安いかが決まってくkルでしょう。
ランチ権を落札する人は、バフェット氏のファンですので、実際に尊敬する人から受ける言葉は、かなり感銘を持って受け止められると思われるので、ランチをした人にとっては、3億円も高くないのかもしれません。
写真参照:By Mark Hirschey (Work of Mark Hirschey) [CC BY-SA 2.0], via Wikimedia Commons