米7月生産者物価指数(PPI)が予想外にマイナスに落ち込みリスク回避の円買いが強まり、109円台前半まで下落しました。
米7月生産者物価指数(PPI)が予想外にマイナスで109円台前半の円高!
21:30に発表された米の消費を占う7月生産者物価指数(PPI)が予想外にマイナスに落ち込み、円高が進み、昨日の安値を抜き、109.4円台に下落しました。
○ドル円為替チャート
一時109.3円台まで下落しています。
本日は、110円台でも推移していたドル円為替ですが、米7月生産者物価指数(PPI)が予想外にマイナスで消費が弱いとみられて、近頃の米景気の腰折れ懸念が再燃して、大幅な円高になっています。
【経済指標】
・米7月生産者物価指数(前月比) 結果-0.1%(予想:+0.1%、6月:+0.1%)
・米7月生産者物価コア指数(前月比) 結果:-0.1%(予想:+0.2%、6月:+0.1%)
・米7月生産者物価指数(前年比) 結果:+1.9%(予想:+2.2%、6月:+2.0%)
・米7月生産者物価コア指数(前年比) 結果:+1.8%(予想:+2.1%、6月:+1.9%)
・米先週分新規失業保険申請件数 結果:24.4万件(予想:24.0万件、前回:24.1万件←24.0万件)
・米失業保険継続受給者数 結果:195.1万人(予想:196.0万人、前回:196.7万人←196.8万人)
来週のドル円為替と日経平均
来週のドル円為替は、この結果を受け、円高傾向で109円台を中心に推移しそうです。
北朝鮮リスクとアメリカの消費が弱いことと合わせて、円高要因として見られそうです。
日経平均は、先物が本日の終値180円安の19,550円で推移していますので、週明けの日経平均も下落しそうです。
NYダウが120ドル安程度で推移しており、22000ドルを切っています。
このまま進むと来週は、ドル円為替、日経平均とも下落傾向で推移しそうです。
おすすめ記事