今日のFX相場見通し

11月1日 (土) 07:00

ドル円予想:一部で買い渋り 日米金利差縮小 (11月1日)

前週末31日のドル円は下落でクローズ。安値153.64をつけてから終値154.06と、3日ぶりに反落ののち週の取引を終えた。

31日に材料視される目立った経済イベントはなく、米時間には様子見の姿勢も見られた。米10年国債利回り(米長期金利)は上昇となり、これによる日米金利格差の拡大観測を背景にドル買い・円売りが出る面もあった。

日足チャートを見るとMACDで買いシグナルが点灯、またモメンタムは強気のシグナルが点灯しており、強気地合いへの移行の可能性がある。 日米金利差縮小、プロのドル円FX予想は???

目先の展開については、今後の米長期金利の動向などに関心が集まる。前日はドル売りが優勢であったが、下値圏では底堅さを指摘する声も市場の一部から聞かれている。ひとまずの下値メドである心理的節目153.50近辺までの価格帯で売り一巡となれば、押し目買い拡大の展開も視野に入れておきたい。

プロのドル円FX予想は?