今日のFX相場見通し

9月14日 (土) 07:00

ドル円予想:下方目線 日米金利差縮小 (9月14日)

前週末13日のドル円は下落でクローズ。安値140.27をつけてから終値140.85と、4営業日連続で円買いののち週の取引を終えた。

13日に材料視される目立った経済イベントはなく、米時間には様子見の姿勢も見られた。米10年国債利回り(米長期金利)は上昇となり、これによる日米金利格差の拡大観測を背景にドル買い・円売りが出る面もあった。

日足チャートを見るとMACDで買いシグナルが点灯、またモメンタムは弱気のシグナルが点灯しており、短期的な見通しはややつけにくい。

目先の展開については、今後の米長期金利の動向などに関心が集まる。このところは値を切り下げる展開となっているが、市場の一角では売り一巡を見込む声も聞かれており、下値で底堅さを示す可能性もある。次の安値メドとなる9月13日安値140.27近辺で踏みとどまることができれば押し目買いが入るシナリオを視野に入れておきたい。

日米金利差縮小、プロのドル円FX予想は?