今日のFX相場見通し

7月27日 (土) 07:00

ドル円予想:一部で買い渋り 日米金利差縮小 (7月27日)

前週末26日のドル円は下落でクローズ。安値153.11をつけてから終値153.78と、2日ぶりに反落ののち週の取引を終えた。

26日に材料視される目立った経済イベントはなく、米時間には様子見の姿勢も見られた。米10年国債利回り(米長期金利)は上昇となり、これによる日米金利格差の拡大観測を背景にドル買い・円売りが出る面もあった。

日足チャートを見るとモメンタムは弱気のシグナルが点灯しており、弱気トレンドへの移行が意識される。

目先の展開については、今後の米長期金利の動向などに関心が集まる。このところの流れを引き継ぎ、今後も弱気地合いが継続した場合、ドル円レートは次の安値目標水準である心理的節目153.00まで下値拡大の展開も見込まれる。

日米金利差縮小、プロのドル円FX予想は?