今日のFX相場見通し

4月3日 (木) 07:00

ドル円予想:軟調地合い続く 米長期金利が下落 (4月3日)

前取引日2日のドル円は下落。安値149.02をつけてから終値149.35と、2営業日連続で円が買われたのち本日の取引へ移行した。本日3日のAI予想は円安予想。

2日の重要イベントとしては、米ADP雇用統計が15.5万人で予想を上振れ、このほか米製造業新規受注の結果にも関心が集まった。米10年国債利回り(米長期金利)は下落しており、こちらがドル売りの流れにつながる面も指摘された。

本日3日の日足チャートを見るとモメンタムは強気のシグナルが点灯しており、強気地合いへの移行の可能性がある。大口投機筋(IMM通貨先物ポジション)では円が125,376枚の買い持ちとなっており、方向感の見定めにくい状況との指摘も。→【有料ツール】高品質なスイング予想(IMMデータによるプロのドル円週次予想)

目先の展開については、本日海外時間の米ISM非製造業景況指数や米サービス部門購買担当者景気指数などに注目が集まる。このところは値を切り下げる展開となっているが、市場の一角では売り一巡を見込む声も聞かれており、下値で底堅さを示す可能性もある。次の安値メドとなる心理的節目148.00近辺で踏みとどまることができれば押し目買いが入るシナリオを視野に入れておきたい。

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