今日のFX相場見通し

ドル円予想：買い手控え　相場心理には底堅さも (4月2日)

前取引日1日のドル円は売りが拡大。安値148.97をつけてから終値149.62と、2日ぶりに反落ののち本日の取引へ移行した。本日2日のAI予想は円安予想。

1日に材料視された経済イベントは、米ＩＳＭ製造業景況指数が49.0で予想を下振れ、また米製造業購買担当者景気指数や米雇用動態調査の結果も注目された。米10年国債利回り（米長期金利）は下落し、こちらを重荷としてドル売りが強まる場面があった。

本日2日の日足チャートを見るとモメンタムは強気のシグナルが点灯しており、強気地合いへの移行の可能性がある。大口投機筋（IMM通貨先物ポジション）では円が125,376枚の買い持ちとなっており、方向感の見定めにくい状況との指摘も。→【有料ツール】高品質なスイング予想（IMMデータによるプロのドル円週次予想）

目先の展開については、本日海外時間の米ＡＤＰ雇用統計や米製造業新規受注などが市場の関心事となる。前日はドル売りが優勢であったが、下値圏では底堅さを指摘する声も市場の一部から聞かれている。ひとまずの下値メドである心理的節目149.00近辺までの価格帯で売り一巡となれば、押し目買い拡大の展開も視野に入れておきたい。

→勝率の高いドル円スイング取引を可能にする有料ツールはこちら