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【11月8日 ドル円予想と根拠】米中関税撤廃へ期待上昇も、今晩の米ミシガン指数に円高リスク

※今日の「ドル円予想レポート」最新記事はこちらをご覧ください。

【11月8日 ドル円予想と根拠】米中関税撤廃へ期待上昇も、今晩の米ミシガン指数に円高リスク

今日までのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日8日(木)のドル円相場予想を行います。

昨日の市況 ダイジェスト

昨日7日(木)のドル円相場は、材料出尽くしで調整売りが続いたのち、米中追加関税撤廃の道筋が示されたことでの米中交渉の進展期待が再燃、またそちらを足がかりとした米長期金利上昇・米株上昇の動きを支えに、安値108.65円から高値109.49円まで上昇しました。


(USD/JPY ~11月8日、15分足)

日中:米中追加関税撤廃の可能性浮上で急上昇

昨日の東京時間、108.90円台でスタートしたドル円レートは、一時は見通し改善となっていた米中通商協議に関し、第一段階合意日程の延期可能性報道などで期待感が一服、ひとまず材料出尽くしの商状で軟調展開が続き、安値108.65円まで円高となりました。

しかし続くロンドン時間、中国商務省が米と追加関税の段階的撤廃で合意との報道が出ると、米中交渉進展期待が再燃しレートは109.20円まで反発、その後ひとまず上げ渋ったところでNY市場へと渡りました。

NY時間:米中進展へ金利上昇、株高も支援で円一段安

NY時間になると、早々に発表された米・新規失業保険申請件数が予想下振れを回避したことでドル円レートも失速を免れ、さらにその後は米長期金利が1.90台まで上昇したほか、米株が史上最高値を更新してリスクオンのドル買いが加速、レートは高値109.49円まで上昇しました。

こうしたなか、昨日のアナリスト予想集計結果では、日中の材料いったん出尽くしによる調整売り後に米中通商協議進展へ期待感が再燃することでの円安予想が出ていたことが、昨日配信のドル円アナリスト予想まとめレポート有料版の内容で指摘されており、こちらが的中する結果となっています。

今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場では、米中協議関連のヘッドラインや、今夜の米・ミシガン大指数結果予想が、アナリストらから材料視されています。

米中協議のヘッドラインへ高い関心

昨夜、中国商務省が「米と追加関税の段階的撤廃で合意」との報道が流れ、市場はリスクオン円安に傾きましたが、のちには米国側が「まだ関税撤回に対する最終的な決定には至っていない」とも報じられ上値を縮小するなど、ドル円レートは一進一退の米中関連ヘッドラインに振らされる展開となっています。

さらに報道によれば「米側では追加関税撤廃に激しい反対も出ている」といい、ドル円市場は目先の相場急変に対する警戒感を崩していません。

ただ一方では、「長い目では、米中関係は前進しており、今年中の第一段階合意もありえる」との見方から、米株市場は史上最高値を更新しています。出遅れ感のあるドル円が今後株高に続くとすれば、今夜NY時間の米中関連ヘッドライン次第では、円安が一段と進む可能性があります。これにつき、アナリストによる相場予想の集計結果は、本日配信分のドル円アナリスト予想まとめレポート有料版にてご確認いただけます。

今晩の米ミシガン大指数には円高リスクも

また、今夜NY時間に予定されている米・ミシガン大消費者態度指数への結果見通しも、アナリストらから材料視され、注目されています。

米中対立が続くなか、市場では、米景気への悪影響による米追加利下げへの警戒感がくすぶっていたものの、このところの米経済指標は底固さを取り戻しており、リスクオフの円高圧力がやや巻き戻されつつある状況です。

こうしたなか、今夜NY時間に発表される景気指標である米・ミシガン大指数が予想を大きく上振れれば、米景気見通し改善 → 米追加利下げ観測後退 → 円安の流れが一段進行、となり、予想下振れなら円高反落の可能性もあります。

今晩の米・ミシガン大指数に関するアナリストらの予想集計結果は、本日配信分のドル円アナリスト予想まとめレポート有料版にてご確認いただけます。

なお、このほかにも、ここから数日は重要な経済指標発表や経済イベントが多く控えています。これらも、結果が景気見通し改善につながれば米利下げ観測後退で円安、悪化なら米利下げ観測増で円高の可能性が強まるため、ドル円材料として市場から強い関心が注がれています。

8日(金) 米・卸売在庫、ミシガン大消費者態度指数
13日(水) 米・CPI、パウエル議長発言、月次財政収支
14日(木) 米・PPI、パウエル議長発言
15日(金) 米・NY連銀景気指数、小売売上高、鉱工業生産

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想を集計し、最も優勢なドル円アナリスト予想を解説するレポートは、こちらからご購読いただけます。

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