【1月24日ドル円予想と根拠】ウイルス続報へ市場心理交錯 米1月PMIには期待感
昨日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日24日のドル円相場予想を行います。
このページの目次
今日までの市況 ダイジェスト
昨日23日のドル円相場は、新型コロナウイルス感染拡大懸念 (↓) と米失業保険件数・景気先行指数のさえない結果 (↓) が重しとなり、高値109.85から109.26まで下落しました。
新型ウイルス懸念と米指標不調が重荷
昨日23日、109.74で東京時間オープンとなったドル円は、いったん収まるかと思われていた新型コロナウイルスの感染拡大報道 (↓) で市場の不安が高まったのを重しに、ロンドン時間にかけ軟調に推移しました。
さらに米時間には、米新規失業保険申請件数が市場予想を上振れることができず、さらに米12月景気先行指数が市場予想を大きく下振れたことで、レートは安値109.26まで下落しました。
こうしたなか、昨日配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、新型コロナウイルス続報への懸念拡大 (↓) 、および、米失業保険申請件数・米12月景気先行指数への期待後退 (↓) による円高予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。
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今日のドル円予想と主要材料
今日のドル円相場については、新型コロナウイルス関連の続報と、今夜の米1月PMIの見通しが、アナリストらから材料視されています。
新型ウイルス緊急事態宣言が見合わせへ
中国の全面的対策などにより懸念一服と思われた新型コロナウイルス問題は、今日までに欧州や日本国内でも感染者が見つかり、市場では不安感に拍車がかかっている (↓) 状況で、ドル円レートはさらなる円高へ警戒感が強まっています。
ただ一方では、昨夜WHOが「緊急事態宣言は時期尚早」としたことが好感されレートが持ち直したことなども背景に、関連情報が出揃い出せば過度な不安感が後退 (↑) して円安へ戻すのではないか、とのアナリスト予想も浮上してきています。
新型コロナウイルス関連の続報に関し、感染拡大懸念の強まり (↓) による円高予想と、情報充実化での過度な不安感後退 (↑) による円安予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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今夜の米1月PMIに景気底入れ期待
今日深夜の23時台、米・1月購買担当者景気指数(PMI)が発表予定となっています。こちらに関しアナリストらの見解では、力強い結果が示されるとの見通しから、景気底入れ期待 (↑) が浮上しています。
ただ、昨夜発表となった米指標がいずれもさえない結果であったことから、一部のアナリストからは、今日の米PMIも昨夜の流れを引き継いで市場予想下振れ (↓) となり、発表と同時に円高圧力が高まるのではないか、との見解も挙がっています。
今日のアナリスト予想で、今夜の米・1月PMIが景気底入れ観測を示す (↑) ことでの円安予想と、昨夜に続き結果不調 (↓) となっての円高予想で、どちらが優勢となっているかは、本日の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」に掲載の集計結果をご覧ください。
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なお今週から来週にかけては、他にも重要指標が発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。
24日(金) 米・1月購買担当者景気指数(PMI)
27日(月) 米・12月新築住宅販売件数
28日(火) 米・FOMC、12月耐久財受注、1月消費者信頼感指数
29日(水) 米・12月住宅販売保留指数、FOMCにてパウエルFRB議長会見
30日(木) 米・GDP
31日(金) 米・PCEコア、PCE、シカゴ購買部景気指数、ミシガン大消費者指数
これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。
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