【18日ドル円予想】米中対立に「軟着陸」観測浮上、米NAHB指数も底打ちなら円安か

※今日の「ドル円予想レポート」最新記事はこちらをご覧ください。

【18日ドル円予想】米中対立に「軟着陸」観測浮上、米NAHB指数も底打ちなら円安か

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日18日のドル円相場予想を行います。

スポンサードリンク

今日までの市況 ダイジェスト

前取引日15日のドル円相場は、トランプ米大統領のドル高容認発言 (↑) を支えに上昇するも反落、さらにNY時間の米小売売上高の大幅悪化 (↓) が円高に拍車をかけ、高値107.43から安値106.85のレンジで軟調に推移しました。


(USD/JPY ~5月18 日、15分足)

トランプ発言で一時円安も、米指標悪化で反落

前取引日15日、107.22で東京時間オープンとなったドル円は、トランプ米大統領によるドル高容認発言を受けてのレート上昇が継続 (↑) し、東京時間早朝に高値107.43に到達しましたが、その後は上げ一巡となり、反落して軟調推移に転じました。

続くNY時間には、発表された米・4月小売売上高が予想以上の悪化 (↓) となったことで円高が加速、安値106.85をつけたのち、下げ渋ってやや戻した水準で週の取引を終えました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、トランプ米大統領によるドル高容認発言 (↑) での円安 予想、またその後の、米・4月小売売上高の下振れ懸念 (↓) による円高 予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

↓↓↓
「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら

今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、新型コロナをめぐる米中対立の見通し、および今夜発表となる米NAHB住宅指数への底打ち期待が、アナリストらから材料視されています。

米は対立構図強調、しかし中国は穏健姿勢維持か

新型コロナ対応をめぐる米中の対立姿勢が先鋭化するなか、先週末15日には、トランプ米大統領が中国企業ファーウェイなどとの取引制限を延長する決定を下しており、市場では、今夜NY時間にかけて出るとみられる関連続報で米中対立への懸念に拍車 (↓) がかかり、リスク回避でレートが円高に振れる可能性がある、との見方が浮上しています。

ただ一方では、中国は今月22日からの全人代(国会)など重要な政治イベントを控えていることから、そちらを前に米中間の対立をあおるようなことは避けたいと考え、米国に対して穏健な態度をとって対立緩和へ動くのではないか、との見方から、今夜にかけての関連報道で過度なリスク回避が巻き戻され円安へ戻す (↑) 可能性がある、との見解も出ています。

こうした、新型コロナをめぐる米中対立に関し、米が中国に対し強硬な姿勢を強め懸念増となっての円高予想 (↓) と、全人代などを控えた中国側が穏健な態度を取りリスク回避が巻き戻されるとの見方による円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

↓↓↓
「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら

今夜の米NAHB住宅指数へ底堅さ期待

今夜23:00には、米・5月NAHB住宅市場指数が
発表予定となっていますが、この5月に発表された米経済指標のいくつかが悪化傾向の底入れを示していたことから、この流れを引き継いで、今夜の米NAHB指数も底堅い結果となり、発表後に過度なリスク回避の巻き戻しから円安に戻す (↑) 可能性 がある、との見方が出ています。

ただし一方では、先週末15日発表の米・4月小売売上高が過去最大の減少幅を2カ月連続で更新する結果となっていたことから、特に米経済と関連の深い住宅市場において、今夜の米5月NAHB住宅市場指数も大幅下振れとなり、発表後にリスク回避の円高が進行 (↓) するのではないか 、との見解も浮上しています。

今夜23:00発表の米・5月NAHB住宅市場指数に関し、底堅い結果となり過度なリスク回避が巻き戻されることでの円安予想 (↑) と、住宅市場の大幅な停滞が示されリスク回避が進展するとの見方による円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

↓↓↓
「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら

なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

18日(月)米・5月NAHB住宅市場指数
19日(火)米・4月住宅着工件数
20日(水)米・MBA住宅ローン申請件数、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録要旨
21日(木)米・新規失業保険申請件数、5月製造業購買担当者景気指数

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

↓↓↓

 

おすすめ記事

米国10年国債利回り・ドル円相関チャート

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください