【17日ドル円予想】コロナ新薬開発で米J&Jからも進捗報道、見通しに光明でリスクオン急進か

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【17日ドル円予想】コロナ新薬開発で米J&Jからも進捗報道、見通しに光明でリスクオン急進か

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日17日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日16日のドル円相場は、コロナ新薬開発進展によるリスクオンが進む (↑) 中で、米・6月小売売上高やフィラデルフィア連銀製造業景気指数の結果が市場予想を上振れ (↑) たことも心理支えとなり、安値106.83円から高値107.40円のレンジを上昇トレンドで推移しました。


(USD/JPY ~7月17日、15分足)

コロナ新薬期待でリスクオン、米指標改善が円安に拍車

前取引日16日、108.93円でオープンとなったドル円は、ひとまず早朝に安値106.83円をつけたのち、その前夜NY時間に報じられた新型コロナ新薬の開発進展による見通し改善でのリスクオン (↑) が支えとなり上昇、東京時間オープン後まもなく107円台を回復しました。

さらに続くNY時間には、米・6月小売売上高やフィラデルフィア連銀製造業景気指数の発表結果が市場予想を上回る結果となった (↑) ことで円安が一段と進行し、高値107.40円に到達ののち、やや上げ渋ったところでクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、国内外でのコロナ新薬開発進展による見通し改善 (↑) 、および、米・小売売上高など米指標への上振れ期待 (↑) を支えとした円安予想が掲載されており、これらが的中する結果となりました。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、新薬報道を受けての米コロナ問題見通しの推移、および今夜発表となる米・6月住宅着工件数など米指標の結果見通しが、アナリストらから材料視されています。

新薬報道相次ぎ、コロナ問題見通しに光

コロナ新薬開発の進捗報道が相次ぐなか、さらに本日にかけては、米ジョンソン・エンド・ジョンソン社が新薬の初期検証段階へ進むとの報道も続いており、市場では新型コロナ問題の見通し改善に期待が膨らんでいます。このため本日NY時間にかけては、コロナ新薬続報など前向きな報道が勢力を増すことにより、リスクオンの円安が強まる (↑) のではないか、との見解がアナリストから挙がっています。

ただ一方では、米国ではこのところ、連日6万人規模の新規感染者が出ており、州によっては経済封鎖を再開する可能性も論じられている状況です。このため、目先のコロナ拡大による心理悪化がコロナ新薬期待を上回り、今夜米時間に懸念報道が続くことでリスク回避の円高が強まる (↓) のではないか、との見方も一部で浮上しています。

米国におけるコロナ問題の見通しに関し、昨夜のJ&J社発表を含むコロナ新薬報道での見通し改善が台頭しての円安予想 (↑) と、米での高水準なコロナ感染拡大が意識されてのリスク回避による円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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今夜の米指標、米・6月住宅着工件数など上振れ期待強まる

今夜米国では、日本時間21:30に6月住宅着工件数、同じく23:00に7月ミシガン大指数と、ドル円レートに影響の強い経済指標が順次発表予定となっており、これらの結果に注目が集まっています。

市場では、昨日16日に発表された米・6月小売売上高やフィラデルフィア連銀指数が有意に改善していたことから、この流れを引き継ぎ今夜の各指標も改善となり、発表後に米景気見通しが改善して円安に振れる (↑) 、との見方が出ています。

ただ、一方では、昨日も米・新規失業保険申請件数は下振れとなっており、また今月7月発表の米指標全体を見渡すと、改善となったものと悪化となったものが混在していることから、今夜の米指標に対しても期待感がしだいにしぼみ、結果が有意に改善していないことを確認後に円高展開が強まる (↓) のではないか、との見解も浮上しています。

これら、今夜発表の住宅着工件数など米指標に関し、昨夜の小売売上高が改善した流れを引き継いでの好結果期待による円安予想 (↑) と、指標改善は続かず期待感が巻き戻されるとしての円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

17日(金) 米・6月住宅着工件数、7月ミシガン大学消費者態度指数

22日(水) 米・5月住宅価格指数、6月中古住宅販売件数
23日(木) 米・新規失業保険申請件数、6月景気先行指標総合指数
24日(金) 米・7月製造業購買担当者景気指数(PMI)、6月新築住宅販売件数

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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