【3月10日ドル円予想と根拠】原油安でドル急落も、トランプ減税など各国対策へ期待感浮上

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【3月10日ドル円予想と根拠】原油安でドル急落も、トランプ減税など各国対策へ期待感浮上

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日10日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日9日のドル円相場は、新型コロナウイルスへの警戒感から世界的なリスク回避の高まり (↓) に加え、原油価格の急落により市場の不安心理が増幅(↓) 、され高値104.59から安値101.18に急落しました。


(USD/JPY ~3月10日、15分足)

原油安でフラッシュクラッシュ 、レート急落

前取引日9日のドル円は、新型コロナウイルス感染拡大による世界的なリスク回避の動き (↓) から、先週末終値から1円ほど下落した104円付近で東京時間オープン、その後も上値重い推移が続きました。

さらに東京時間午前、原油価格が急落したことで市場の不安心理が増幅 (↓) され、ドル円は一気に101.57に到達、1時間内で2円以上の下落を見せるフラッシュクラッシュが発生しました。その後も円高推移が続き、海外時間には安値101.18まで下落、そののちクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、新型コロナウイルス感染拡大への警戒感による世界的なリスク回避の流れ (↓) での円高 予想、また、原油価格急落による市場心理悪化の増大 (↓) での円高 予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」詳細はこちら

今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、新型コロナウイルス問題が欧米で新しいステージ入り、および主要国の経済対策や金融政策への期待感が、アナリストらから材料視されています。

新型コロナウイルス問題が欧米でも拡大

新型コロナウイルス感染者が欧米に拡大し、イタリア政府は北部に加え全土の移動制限を発表しました。特に欧州での感染者拡大が顕著であり、新型コロナウイルス感染拡大報道を受けてのリスク回避の動きに拍車(↓) がかかっています。

ただし、中国本土での新型コロナウイルス感染増加ペースは鈍化傾向にあり、中国での抑え込み施策は成果が生じつつあります。このまま、中国で新型コロナウイルス問題収束の見通しが立てば、行き過ぎたリスク回避傾向は緩和 (↑) される可能性があります。

こうした、新型コロナウイルス問題について、警戒感に拍車がかかっての世界的なリスク回避(↓) による円高予想と、問題収束見通しへの期待感によるリスク回避傾向の緩和 (↑) での円安予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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米の減税政策など各国の経済対策へ期待感

今日にかけ円高が急速に進んでいる一方、日本政府による経済対策が期待を集めているほか、米トランプ大統領は給与税減税などの経済措置を検討すると表明しており、各国政府の経済対策で市場のリスク回避ムードに歯止めがかかる (↑) のではないか、との見解が、アナリストから挙がっています。

ただ、各国が取れる財政政策、および金融政策は、いずれも手段が限られているとする向きもあり、こうした対策の効果が限定的であることからリスク回避の動きに歯止めはかからない(↓) とするアナリストも存在します。

米トランプ大統領の減税検討など各国の経済対策に関し、これらによってリスク回避に歯止めがかかるとの期待感 (↑) に根ざした円安予想と、これら政策の効果が限定的なためにリスク回避に歯止めはかからないとする円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

10日(火) ユーロ・10-12月期四半期域内GDP
11日(水) 米・2月消費者物価指数
12日(木) 米・2月卸売物価指数
13日(金) 米・3月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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