【3月12日ドル円予想と根拠】WHOがパンデミック宣言 リスク回避極大化

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【3月12日ドル円予想と根拠】WHOがパンデミック宣言 リスク回避極大化

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日12日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日11日のドル円相場は、トランプ大統領による経済対策打ち出しへの期待感(↑) が支えとなるも、新型コロナウイルス感染拡大による世界的なリスク回避の動きの強まり (↓) がドル売りを誘引し、高値105.64から安値104.09のレンジで弱含みに推移しました。


(USD/JPY ~3月12日、15分足)

トランプ経済対策へ期待浮上も、ウイルス懸念に押し返され下落

前取引日11日、高値圏105.63で東京時間オープンとなったドル円は、トランプ大統領の経済対策打ち出しへ期待感 (↑) が高まったことでドル買いが先行、 ほどなく高値105.64に到達しました。

しかし新型コロナウイルス感染拡大への警戒感 (↓) が次第に盛り返し、東京時間後半には安値104.09まで下落、続く海外時間にも同レンジでの展開が続きました。NY時間にWHOによる新型コロナウイルスのパンデミック宣言が報じられ下落する場面もありましたが、安値104.09は下回ることなく、最終的に104.50で取引を終了しました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、トランプ大統領による経済対策打ち出しへの期待感 (↑) での円安 予想、また新型コロナウイルス感染拡大による世界的なリスク回避心理の高まり (↓) での円高 予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、WHOのパンデミック宣言による新型コロナウイルス懸念の強まり、および21:30発表の米・生産者物価指数、新規失業保険申請件数の結果見通しが、アナリストらから材料視されています。

■WHOがパンデミック宣言、リスク回避極大化

昨日11日、世界的な新型コロナウイルス感染拡大により、WHOはパンデミック(世界的な大流行)を宣言、こちらにより同問題の見通し不透明感が強まっている状況です。こちらを材料として、今日の相場では、リスク回避姿勢が強まり円高圧力が高まる (↓) 、との予想が、アナリストらから挙がっています。

ただ一方では、感染拡大の中心地は欧米に移っており、震源地である中国では、新規感染者数の増加がピークアウトして収束の兆しが見られている (↑) ことも、市場で注目を集めています。このことから、一部のアナリストからは、中国でのウイルス問題見通し改善報道を支えに、今夜にかけ円安圧力がます (↑) のではないか、との見解も挙がっています。

こうした、新型コロナウイルス問題について、WHOパンデミック宣言を受けてのリスク回避姿勢の強まり (↓) による円高予想と、震源地中国での感染拡大減速報道による見通し改善 (↑)での円安予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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今夜の米PPIなど重要経済指標見通しに注目

今夜21:30以降、米にて、米・生産者物価指数(PPI)や新規失業保険申請件数といった重要な経済指標が発表されます。このところの市場は、新型コロナウイルス問題を背景に弱気材料に反応しやすい地合いにあり、今夜の米指標がさえない結果となれば、発表後のドル円レートが下落する (↓) 可能性 があります。

ただ一方では、昨夜発表の米・消費者物価指数は市場予想を上回る良好な数値となり、米経済の底堅さが示される結果となっています。この流れが引き継がれれば、今夜のPPIなど米経済指標も上振れとなり、結果発表とともに円安へ振れる (↑)可能性 も指摘されています。

今夜21:30から発表となる米・生産者物価指数(PPI)や新規失業保険申請件数に関し、弱い結果となっての円高予想 (↓) と、昨夜の流れを引き継ぎ市場予想を上振れるとの観測による円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

12日(木) 米・新規失業保険申請件数、生産者物価指数
13日(金) 米・3月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

16日(月) 対米証券投資、NY連銀指数
17日(火) 米・小売売上高、鉱工業生産
18日(水) 米・住宅着工件数、建設許可件数、米政策金利発表、パウエル会見

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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