【3月23日ドル円予想と根拠】今夜G20が緊急会議開催も、「有事のドル買い」で円安は継続か

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【3月23日ドル円予想と根拠】今夜G20が緊急会議開催も、「有事のドル買い」で円安は継続か

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日23日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

先週末のドル円相場は、19日には新型コロナウイルス感染者数増加によるリスク回避 (↓) の流れが一時上値を抑えたものの、投資家のドル資金確保を背景とするドル買い (↑) の流れが発生し、安値107.84から高値110.95まで上昇、翌20日もこの流れが継続し、高値111.50をつけたのちドル買い一巡となって週の取引を終えました。


(USD/JPY ~3月23日、15分足)

投資家のドル資金確保の動きでドル買い続く

前取引日19日、安値付近108.03で東京時間オープンとなったドル円は、前日から続く投資家のドル資金確保を背景としたドル買い (↑)の流れで東京時間昼頃には109.5円台に到達しました。しかし新型コロナウイルス感染者数増加によるリスク回避 (↓) の流れが強まったことで東京時間後半には急落、108.4円台まで下落しました。

続く19日の海外時間は、ドル資金確保のための米ドル買いが再燃 (↑) し、NY時間には高値110.95に到達しました。翌日20日もこの流れが継続し、高値圏で週の取引を終えました。

こうしたなか、先週末に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、新型コロナウイルス感染者数増加によるリスク回避 (↓) での円高予想、またこの後の投資家のドル資金確保を背景とするドル買い (↑) での円安予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、米国株式市場下落のリスク回避下でのドル買いの継続性、および今夜20時のG20の財務相による緊急電話会議が、アナリストらから材料視されています。

米株下落によるリスク回避下で「有事のドル買い」続くか

新型コロナウイルス感染者数は米国でも増加しており、カリフォルニア州やニューヨーク州は外出制限措置を発表する事態となっています。こうしたなか、米国経済の更なる落ち込みが懸念されることで米国株式市場の下落が続いており、こちらを背景に、今夜にかけてのドル円市場では、リスク回避の動きが一段と強まっての円買いによるドル円下落 (↓) の可能性が指摘されています。

ただし、こうした金融市場の混乱を背景に、投資家の間では、リスク回避時に手元資金としてドルを確保する「有事のドル買い」の動きも見られています。そのためアナリストによっては、リスク回避の環境下で「有事のドル買い」が今夜にかけても継続することでのドル買い・円安予想(↑)も見られています。

こうした米株下落相場に関して、リスク回避スタンスの進展による円買いによる円高予想 (↓) と、リスク回避の環境ながら「有事のドル買い」が強まっての円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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今夜20時、G20財務相らが緊急電話会議を開催

今夜20時には、G20の各国財務相らによる緊急電話会議が開催予定となっており、新型コロナウイルス問題を契機とする経済危機への対応策を各国が協調して打ち出すことができるかが注目されています。そのため市場では、このG20財務相緊急会議で金融市場に対し前向きなメッセージが打ち出され、「有事のドル買い」がひと段落して円安一服 (↓) となるのではないか、との予想が出ています。

ただ一方では、新型コロナウイルス問題についてG20各国の足並みが揃わない状況が示され、こちらの会議の見通しへ市場が失望する結果となれば、投資家の「安全資産」ドルを求める姿勢が更に強まり、ドル円の上昇 (↑)が続く可能性があります。

今夜20時から開催されるG20財務相の緊急電話会議に関し、金融市場に対し前向きなメッセージを打ち出すことでドル買いがひと段落するとの見方による円高予想 (↓) と、市場が失望する結果となり更に「有事のドル買い」が強まることでの円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

23日(月) G20の財務相による緊急電話会議
24日(火) 米・3月製造業PMI、米・2月新築住宅販売件数
25日(水) 米・2月耐久財受注、米・1月住宅価格指数
26日(木) 米・2月GDP
27日(金) 米・2月個人支出

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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