【14日ドル円予想】米株調整が上値抑えも107円台は回復、今夜の米CPIに期待で円一段安か

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【14日ドル円予想】米株調整が上値抑えも107円台は回復、今夜の米CPIに期待で円一段安か

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日14日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日13日のドル円相場は、週末にかけての新型コロナ感染者数増加が嫌気されて下落 (↓) が進むも、ダウ平均が時間外取引の時点から上昇を開始することでリスクオン (↑) となり、安値106.78から高値107.31の上昇トレンドで推移しました。


(USD/JPY ~7月14日、15分足)

米株上昇続き反発、107円台回復

前取引日13日、106.88円でオープンとなったドル円は、先週末にかけて国内外で新型コロナウイルス感染者数の増加が続いたことが嫌気され (↓) て取引開始から下落、国内株式市場オープン後に安値106.78円をつけました。

しかし、米株価指数のダウ平均が上昇推移 (↑) となると、こちらを支えにレートも反発基調へと移行しました。そのままNY時間になってもダウ平均が上昇推移となったことで円安展開が継続、レートは高値107.32円に到達し、その後やや上げ渋った107.29円でクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、新型コロナウイルス感染拡大第二波への懸念 (↓) での円高予想、またその後の、米株価上昇継続によるリスクオン (↑) での円安予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、米株市場の調整局面入りの可能性、および今夜の米・6月消費者物価指数(CPI)の結果見通しが、アナリストらから材料視されています。

米株推移にふらつきも、調整一巡なら円安回帰か

昨日13日の米株式市場では、ダウ平均は上昇となったものの、これまでの米株高を支えたテスラなどハイテク銘柄が大幅安となったことで、ハイテク銘柄の組み入れ比率が多いナスダック指数は大幅安となりました。これをさかいに米株市場がいったんの調整局面となる可能性が意識されており、今夜NY時間に米株の伸び悩みが明らかになるとともに、ドル円レートもリスク回避の流れによる円高となる (↓) のではないか、との見方が出ています。

ただ一方では、ナスダック指数は下落とはいえ歴史的高値圏にあることは変わらず、またダウ平均もプラス圏で踏みとどまっていることから、米株市場はいまだ底堅い地合いにある、との見方も出ています。このため、今夜NY時間にかけて株価調整が一巡し、再び底堅さを示してリスクオンが再燃、ドル円レートも円安となる (↑) 、との見解も浮上しています。

今夜にかけての米株動向に関し、株価が調整局面入りするとの観測による円高予想 (↓) と、地合いの底堅さ期待が続いてのリスクオン回帰による円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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今夜の米・6月消費者物価指数(CPI)へ上振れ期待強まる

今夜21:30には、米・6月消費者物価指数(CPI)の発表が予定されており、結果見通しに高い注目が集まっています。

市場では、米の個人消費関連指標が先月から回復基調であったことから、その流れを引き継いで今夜のCPIも上振れる、との見方が出ています。このため、今夜の米CPI発表後に米景気見通しが改善してリスクオンの円安の流れが発生 (↑) するのではないか、とのアナリスト予想が見られています。

ただし一方で、今月7月に入ってから発表された米経済指標は、全体的には好悪入り混じった状態であることから、今夜の米CPIも市場の景気見通し改善につながるほどの好結果とはならず、発表後に期待感が巻き戻されて円高が進む (↓) のではないか、との見解も浮上しています。

今夜21:30の米・6月消費者物価指数(CPI)につき、米における個人消費関連指標の堅調な流れを引き継いでの結果改善観測による円安予想 (↑) と、その他の指標結果のばらつきを意識し今夜のCPIもさえない結果となる、との見方による円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

14日(火) 米・6月消費者物価指数(CPI)
15日(水) 米・MBA住宅ローン申請件数、7月NY連銀製造業景気指数、6月鉱工業生産
16日(木) 米・6月小売売上高、失業保険申請件数
17日(金) 米・6月住宅着工件数、7月ミシガン大学消費者態度指数

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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