【5月12日ドル円予想と根拠】経済活動再開の動きへ期待感、円安続くか

【5月12日ドル円予想と根拠】経済活動再開の動きへ期待感、円安続くか

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日12日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日11日のドル円相場は、米雇用統計後のリスクオン継続 (↑) に加え、各国での段階的な経済活動再開の動きの広がり (↑) も支えとなり、安値106.49から高値107.76の上昇トレンドで推移しました。


(USD/JPY ~5月12日、15分足)

米雇用の底堅さ受けリスクオン継続

前取引日11日、安値106.49で東京時間オープンとなったドル円は、先週末8日に発表された米雇用統計が底堅い結果となったことによるリスクオンが継続 (↑) し上昇、東京時間後半までに107円台を回復しました。

さらにNY時間には、各国で外出制限が緩和されるなど段階的な経済活動再開の動き (↑) を受けてリスクオンの円安推移が継続、NY時間後半には最高値107.76を付け、その後やや上げ渋った107.66でクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、米雇用統計後のリスクオンが継続 (↑) しての円安予想、及びその後の、各国での段階的な経済活動再開の動き (↑) による円安予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、新型コロナウイルス2次感染拡大への懸念、および米・4月消費者物価指数(CPI)など経済指標への警戒が、アナリストらから材料視されています。

経済活動再開へ向けた動き継続、期待感続くか

新型コロナウイルス問題に関し、各国で外出制限の緩和が進んでいるものの、中国や韓国などでは感染者数が再拡大する事態となっています。そのため、今夜にかけての関連続報を受け、新型コロナ感染拡大第二波への警戒感が強まり、リスクオフの円高が強まる可能性がある (↓) との見解が浮上しています。

ただ一方では、中国などで経済活動正常化のプロセスも着実に進展していると見られていることから、今夜にかけては経済活動再開への期待感のほうが上回り、行き過ぎたリスクオフの巻き戻しの流れが強まる (↑) ことでリスクオンの円安が続く、との見方も挙がっています。

こうした、新型コロナ感染拡大第二波への懸念に関し、中国や韓国での感染再拡大で懸念が強まってのリスクオフによる円高予想 (↓) と、今夜にかけてはひとまず経済活動再開への期待感が優勢となることによる円安予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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今夜の米CPIなど経済指標に底堅さ期待

今夜21:30以降には、米・4月消費者物価指数(CPI)などが発表予定となっていますが、このところの米国の経済指標は悪化が相次いでおり、この流れを引き継いで、本日発表のCPIなども下振れるおそれがあるとして、今夜の各指標発表時間後にドル円レートが下落する (↓) 可能性がある、との見解が見られています。

ただし、先週末8日の米雇用統計などは、前回比で悪化はしていたものの、市場の想定よりは持ちこたえていたことから、発表後に悪材料出尽くしの認識が強まってリスクオンの円安となっていました。これに引き続き、今夜の各指標結果も底堅いものとなって、発表後には悪材料消化の認識が強まりリスクオンの円安となる (↑) 可能性を指摘するアナリストも見られています。

今夜21:30以降に発表される米・4月消費者物価指数(CPI)などの米経済指標に関し、これまでの流れを引き継いで大きく下振れるとの見方による円高予想 (↓) と、指標発表後に悪材料出尽くしとなってのリスクオンの強まりによる円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

12日(火)米・4月消費者物価指数(CPI)
13日(水)米・4月卸売物価指数(PPI)
14日(木)米・新規失業保険申請件数
15日(金)米・4月小売売上高、4月鉱工業生産、5月ミシガン大学消費者態度指数

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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