今週のドル円FXレートは、週中まで109.90円周辺で横ばいの推移が続いたものの、昨日7日NY時間に米中貿易摩擦懸念が再燃し、ややドル売り・円買いが強まって軟調な展開へと移行しています。
今週の概況をまとめつつ、今日のドル円FXレートレンジ予想を発表します。
今週のドル円FX概況
今週4日~8日のドル円FXレートは、高値110.163円から安値109.433円のレンジで、方向感なく推移しています。
今週前半のドル円FXレートは、週中に予定された米トランプ大統領の一般教書演説を前に、109.90円周辺で横ばいに推移したものの、一般教書演説で新材料は出ず、週中も一時109.50円周辺まで下押したものの戻し、109.90円台での推移に回帰しました。
昨日7日(木)には欧州通貨安によるドル高が波及して円安の支えとなり、日中の東京時間には何度か110円をトライしましたが、いずれも跳ね返されました。
7日深夜のNY時間になると、米トランプ大統領が「対中国の輸入関税引き上げ期限である3月1日までに、中国の習近平主席と会談の予定はない」と発言、これが米中貿易摩擦懸念を強める結果となり、ドル円FXレートは109.70円台まで下げたレンジで定着し、7日の取引を終えました。
なお昨日発表された米雇用統計はやや悪化、また市況をうけ米株市場も軟調な結果となり、これらも円高圧力を強める一因となりました。
今日のドル円FX見通しとレンジ予想
今日8日(金)のドル円FXレートは、高値109.844円から安値109.672円のレンジで、やや軟調に推移しています。
今日8日の東京時間に入ると、昨日7日の米株安をうけ、日本株も軟調な展開となりました。これと歩調を合わせ、ドル円FXレートでも円買いが強まり、今日午前は11:00現在で109.60円台まで下落(円高方向へ推移)しています。
今日は日本が三連休前となり、ポジション調整でドル売り・円買いが出る可能性があります。また、来週発表予定の米・中の経済指標は低調となる見通しで、こちらも影響し、今日のドル円FXレートは頭重く推移しそうです。
今日のドル円FXレート レンジ予想
今日のドル円FXレート見通しは、こちらのURLにてご確認ください。
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今週の米国関連イベントスケジュール
今日8日に予定されている米国の経済指標などのスケジュールは、ありません。
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