【4月15日ドル円予想と根拠】金融市場に混乱一服の兆し、リスクオン復調へ期待感

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【4月15日ドル円予想と根拠】金融市場に混乱一服の兆し、リスクオン復調へ期待感

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日15日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日14日のドル円相場は、序盤では国内株式市場の上昇でリスクの取りやすい地合い (↑) となり円安に振れたものの、減産合意後の原油価格の下落が続きリスク回避の動き (↓) が次第に広がって、高値107.76から安値106.97の下落トレンドで推移しました。


(USD/JPY ~4月15 日、15分足)

日経上昇で一時円安も原油安重荷に反落

前取引日14日、高値107.76で東京時間オープンとなったドル円は、日経平均が大幅高となりリスクの取りやすい地合い (↑) となったことを背景に、高値圏で推移する展開が続きました。

しかしロンドン時間になると、減産合意後の売りが一服していた原油価格が再び下落しはじめ (↓) 、東京時間の安値107.5円台を下方ブレイク。NY時間に入った後も、原油価格の下落にドル円も連動して下落する形で安値106.97に到達。その後は下げ渋ってクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、序盤に見られた株式市場の落ち着きによるリスクオン地合の復調 (↑) での円安 予想、またその後の、減産合意後も原油安が継続することによるリスク回避 (↓) での円高 予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、金融市場の混乱沈静化によるリスクオン期待、および21:30以降に相次ぐ米・3月小売売上高など米経済指標の見通しが、アナリストらから材料視されています。

金融市場安定でのリスクオンへ期待 感浮上

新型コロナウイルス感染者数の世界的な増加は続いていますが、昨日はNY州のクォモ知事が「最悪期を脱した」と発言、またトランプ大統領からは「経済活動再開に向けガイドライン検討」と発表があり、これらを支えに、昨日14日の米国株が大幅に上昇するなど、混乱していた金融市場に落ち着きの兆し (↑) が見られます。そのため今日の相場では、こうした金融市場の安定で心理が改善しリスクオンの円安圧力が高まるのではないか、との見方が浮上しています。

ただし、新型コロナウイルス問題は現在も収束の緒が見えたわけではないことから、現在の株高を一時的な現象ととらえて二番底を警戒する投資家も依然として多くなっています。そのため、今夜にかけての新型コロナウイルス関連報道などを景気にリスク回避が再燃 (↓) し、円高圧力が強まるのではないか、とのアナリスト見解も見られる状況です。

こうした金融市場動向を受け、株高など金融市場安定を支えにリスクオンが強まる (↑) ことでの円安予想と、株高が継続しないとの見通しから二番底を警戒する動きでのリスク回避再燃 (↓) による円高予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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今夜相次ぐ米小売売上高など米経済指標の見通しは

今夜21:30以降、米・3月小売売上高、4月NY連銀製造業景気指数などが順次発表されますが、これらについては、新型コロナウイルス問題の影響での大幅な悪化が予想されており、大幅な下振れとなれば発表後にドルが売られドル円は下落する (↓) のではないか、との見方が浮上しています。

ただ、米国経済の悪化が確実視されるなか、先週も指標の悪化が相次いでいたことで、ドルは充分売られているとして、指標の悪化は織り込み済みであり、むしろ発表後には悪材料出尽くしでドルが買い戻され円安圧力が強まる (↑) のではないか、との見方も見られています。

今夜21:30から順次発表となる米・3月小売売上高、4月NY連銀製造業景気指数などの指標に関し、想定を大きくしたブレル数字となっての円高予想 (↓) と、指標数値は悪化するも悪材料出尽くしとなりドルが買い戻されての円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

15日(水) 米・3月小売売上高、4月NY連銀製造業景気指数、3月鉱工業生産指
16日(木) 米・3月住宅着工件数、新規失業保険申請件数
17日(金) 米・3月景気先行指標総合指数

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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