今週のドル円予想:相場はテクニカル的な地合いの弱さ意識 米中懸念も重荷

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【今週のドル円予想】相場はテクニカル的な地合いの弱さ意識 米中懸念も重荷

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今週のドル円 見通し

先週のドル円相場 回顧

先週頭、米中両国の総領事館閉鎖による対立激化懸念 (↓) で心理を冷やしたドル円は、週半ばまでに節目105.00を下抜けました。

さらに週後半には、FOMC通過後の米金利先安観のなか、雇用指標悪化による米景気見通し不安 (↓) で、4か月半ぶり安値となる104円台前半まで下値を広げました。

これで、先週のドル円レートは、週間で約2円と大幅な下落となりました。(週間レンジ:104.20 – 106.14)

今週のドル円材料と方向感

週明け3日のドル円は、前週末の急激な円高の反動で利確やポジション調整の円売りが続き、前週末と比べ1.5円ほど円安・ドル高となる106円台前半で推移しています。

今週のドル円に関しては、米中対立をめぐる地政学的リスクの見通し、および、米・ISM製造業景況指数やADP雇用統計など重要指標の見通しが、取引にあたって注目されそうです。

先週頭の米中両国による総領事館閉鎖後、先週は関連の新規悪材料は出ておらず、対立激化懸念も小康状態が続いています。とはいえ米中対立の構図は変わらず、また大統領選を控えた米トランプ政権が強硬姿勢に出る可能性も出てきていることから、今週にかけて米中対立に関する続報が大きな円高材料として意識されそうです。

これに加え、3日(月)のISM製造業景況指数、5日(水)のADP雇用統計、7日(金)の雇用統計など、今週発表される米重要経済指標の結果見通しも、ドル円の大きな材料となりそうです。なおこちらの市場予想は好悪まちまちで、各指標の発表とともにレートが上下に振らされることになりそうです。

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今週にかけてのテクニカル分析

先週のドル円は、28日に4か月半ぶり安値の104.78まで急落、さらに週末にかけては104円台前半まで下値を広げており、この間に、一目均衡表基準線や転換線、ボリンジャーミッドバンド、雲下限などを下抜けしています。

このほかさまざまなテクニカル指標でも地合いの弱さが示されていることから、今週にかけてのドル円レートは下値リスクが強く意識されそうです。

今週にアナリストらが意識する節目水準について、具体的な解説は、「投資の森 ドル円FXレポート(有料版)」にてご確認ください。

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今週の経済イベント

今週に予定されている経済イベントは、下記のようなものがあります。

8月3日(月) 米・7月製造業購買担当者景気指数(PMI)、7月ISM製造業景況指数
4日(火) 米・6月製造業新規受注
5日(水) 米・MBA住宅ローン申請指数、7月ADP雇用投資系
6日(木) 米・新規失業保険申請件数
7日(金) 米・7月雇用統計

こうした経済イベントのうち、特に重要なものの市場予想と影響見通しは、「投資の森 ドル円FXレポート(有料版)」にてご確認いただけます。

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