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【12月19日ドル円予想と根拠】トランプ弾劾案可決も「事実で買い」の円安観測
昨日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日19日のドル円相場予想を行います。
このページの目次
今日までの市況 ダイジェスト
昨日19日のドル円相場は、今週にかけてのリスクオン地合いが継続 (↑) するなか、米軽視見通しの改善 (↑) も支えとなり、安値109.40から高値109.63のレンジでのじり高推移となりました。
(USD/JPY ~12月19日、15分足)
リスクオン継続、米景気見通し改善も追い風
昨日18日、109.52で東京時間をスタートしたドル円は、新規の買い材料を欠きじり安で推移、その流れがロンドン時間にも継続し、安値109.40まで下値を広げました。
しかし米時間になると、今週にかけてのリスクオンの流れを引き継ぎ (↑) 米長期金利や株価が底堅い推移を見せたほか、このところの米経済指標の強さで米景気見通しが改善 (↑) したことも意識され、レートは反発して高値109.62をつけました。
こうした中、昨日のドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)では、や米景気見通しの改善 (↑) による円安予想が掲載されており、これらが的中しています。
今日のドル円予想と主要材料
さて、今日のドル円相場では、トランプ弾劾訴追可決による市場心理への影響、また今夜発表の米フィラデルフィア景況指数や米中古住宅件数の結果見通しに、アナリストらの注目が集まっています。
トランプ弾劾訴追が通過も「事実で買い」か
昨夜NY時間、ウクライナ疑惑に関するトランプ米大統領への弾劾訴追が、米下院で審議開始となりました。
昨夜時点ではこちらを材料としたドル円レートの反応は限定的であったものの、今日19日の日本時間午前には弾劾案が可決され、ドル円が高下する展開となっています。
トランプ弾劾案の下院通過でリスクオフ円高 (↓) を警戒する市場参加者は多いものの、一方では、一部アナリストは「弾劾訴追案が上院でも可決される見込みは低い」との見方を示しつつ、「噂で売って事実で買う」 (↑) の格言通り、今後ドル買いが強まるのではないかと予想している状況です。
トランプ弾劾採決でドル円が円安・円高のどちらに振れるか、アナリストらの予想を集計した結果は、本日配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご確認下さい。
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米中古住宅件数などが今夜発表、市場の期待感は
また市場では、今夜発表の米フィラデルフィア景況指数や米中古住宅件数の結果見通しにも注目が集まっています。
このところの米経済指標に強さが戻り、米景気懸念が後退するなか、今夜NY時間(日本時間22時半~)の米12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数や、米11月中古住宅販売件数も好結果となれば、米景気見通し改善 (↑) でドル高に拍車がかかる可能性があります。
ただ、一部のアナリストからは、今夜のこれらの指標について期待薄 (↓) との見解も出ています。こちらの予想通り結果が冴えないものとなれば、レートは上昇一服となり円高方向へ軟化する可能性があります。
今夜の米フィラデルフィア景気指数や米中古住宅件数に関し、アナリストらの支持が多いのは円安・円高のどちらの予想か、集計結果は本日配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてお読みいただけます。
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なお他にも、今日の米四半期経常収支、明日の米GDP、また来週の米新築住宅販売や耐久財受注など、今後数日で重要な米経済指標が多数発表予定となっており、これらの発表と同時にレートが大きく振れる可能性があります。
19日(木) 米・フィラデルフィア景気指数、米・四半期経常収支、米・中古住宅販売件数
20日(金) 米・GDP、米・個人消費支出、米・ミシガン大指数
23日(月) 米・新築住宅販売件数
24日(火) 米・耐久財受注、日銀会合要旨公表
25日(木) 米・MBA住宅ローン申請指数、米失業保険申請件数
27日(金) 日・11月失業率、日・鉱工業生産
これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。
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