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【1月14日ドル円予想と根拠】米中署名目前で安心感、今夜の米CPIにも期待
先週末からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日14日のドル円相場予想を行います。
今日までの市況 ダイジェスト
先週末10日からのドル円相場は、10日には米雇用統計の予想下振れ (↓) で伸び悩んだものの、13日には米中第一段階合意署名を目前としたリスクオン (↑) で上値拡大、安値109.43から高値109.95まで上昇しました。
(USD/JPY ~1月14日、1時間足)
米雇用下振れも米中期待で上抜け
先週末10日、109.50で東京市場オープンとなったドル円は、強固なレジスタンスであった109.70で上値が抑えられるなか、NY時間の米雇用統計が市場予想下振れ (↓) となり、安値109.43まで反落しました。
しかし週明け13日には、米中第一段階合意への署名を目前に控えてのリスクオン (↑) が強まり、損切りを巻き込んで109.90付近へ上昇、さらに米が中国の為替操作国指定を解除 (↑) と報じられたことを支えに、高値109.95まで上昇しました。
こうしたなか、先週末10日配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、節目109.70を上値メドとする予想 (↓) や、米雇用統計の下振れ (↓) による円高予想が掲載され、これらが的中する結果となりました。
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今日のドル円予想と主要材料
今日のドル円予想については、合意署名目前での米中関連ヘッドライン、および今夜発表となる米12月CPIの結果見通しが、材料として注目されています。
米中合意署名目前でヘッドラインに高い関心
明日15日には米中が第一段階通商合意へ署名予定であり、また昨日には米が中国を為替操作国認定解除とも報じられていることから、今日の相場では、米中の関係改善期待からのリスクオン (↑) による円安を予想するアナリストが複数見られています。
ただ一方では、中国が求めた「制裁関税の完全撤廃」は果たされておらず、今後も中国側の不満がくすぶり続ける見通しから、今日は円安一巡後に反落 (↓) と見るアナリストも見られています。
米中合意関連ヘッドラインに関し、今夜リスクオンが強まり円安 (↑) となるか、対立の火種がくすぶり反落 (↓) となるか、アナリストらの予想を集計した結果は、本日配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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今夜の米CPIに期待感
今夜22:30以降、米で12月CPI(消費者物価指数)が発表されます。こちらの市場予想は前年同月比で増加と見られており、もしこちらをさらに上振れ (↑) となれば、ドル円の支えとなる可能性が指摘されています。
ただ一方では、結果が冴えないものとなれば、ドル円レートは110円台での厚い売り注文を上抜ける勢いを保てずに反落 (↓) する可能性も考えられる、とのアナリスト予想も挙がっています。
今夜NY時間の米12月CPIに関し、結果好調 (↑) での円安予想と、結果が冴えず円安余地縮小 (↓) での円高予想とで、アナリストの支持はどちらが多いか、集計結果は本日配信の「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご確認ください。
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なお今週にかけてには、他にも重要指標が発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。
14日(火) 米・12月CPI(消費者物価指数)
15日(水) 米・12月PPI(卸売物価指数)、ベージュブック
16日(木) 米・12月小売売上高、1月NAHB住宅市場指数
17日(金) 米・12月住宅着工件数、12月鉱工業生産
これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。
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