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【3月3日ドル円予想と根拠】 ダウ平均+1,293ドル高!米ドル買戻しの流れ継続か
前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日3日のドル円相場予想を行います。
このページの目次
今日までの市況 ダイジェスト
前取引日2日のドル円相場は、新型コロナウイルスへの警戒感から世界的なリスク回避の高まり (↓) と米ISM製造業指数の下振れ (↓) が重しとなるも、株安を背景とするドル売りの一巡 (↑) が下値を支え、安値107.36から高値108.57のレンジで方向感なく推移しました。
ダウ平均+1,293ドル高でリスク回避ムードが緩和
前取引日2日は、新型コロナウイルスへの警戒から世界的なリスク回避姿勢が高まっており(↓)、ドル円は安値付近108.38で東京時間がオープンしました。しかし日銀黒田総裁の金融市場安定化に向けての談話発表があり108.36を付けた後に上昇。東京時間後半に108.3台に到達し、ロンドン時間前半には高値108.57に到達しました。
NY時間になると、米ISM製造業景況指数の冴えない結果が発表 (↓) され、ドル円は再び107.4台にまで下落しました。しかし、米国株式市場の上昇により株安を背景とするドル売りが一巡 (↑)し上昇、再び108.5台を回復しました。その後は若干下落した108.32でクローズとなっています。
こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、新型コロナウイルスへの警戒感から世界的なリスク回避の高まり (↓) および米ISM製造業指数の下振れ (↓) による円高予想、また、その後の株価反発によるドル買い戻し見込み (↑) での円安予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。
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今日のドル円予想と主要材料
今日のドル円相場については、世界的な金融緩和への期待感が浮上、および米スーパーチューズデーでのサンダース上院議員の選挙情勢が、アナリストらから材料視されています。
世界的な金融緩和への期待感が浮上
新型コロナウイルス感染者拡大による実体経済への影響が明らかになりつつある中、1日のFRBパウエル議長の会見や2日の日銀黒田総裁による談話発表などがあり、各国の中央銀行による世界的な金融緩和への期待感が浮上(↑)しており、リスク回避一辺倒の金融市場はリスクオフに転じドル円上昇の可能性が生じています。
一方で、市場は既に3月FOMCでの利下げを織り込み始めています。米金融緩和による利下げはドルの下落につながりドル円は下落の可能性(↓)、についての言及も見られます。
こうした、各国の中央銀行による世界的な金融緩和への期待感が浮上(↑) による円安予想と、米金融緩和による利下げはドルの下落につながりドル円は下落の可能性(↓) との円高予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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米スーパーチューズデーでのサンダーズ上院議員の選挙情勢
今日は、米大統領選挙戦の前半戦の山場となるスーパーチューズデー(全米14州での予備選)となります。共和党はトランプ大統領の立候補が決定していますが、民主党の候補者選びは本日が山場です。現在、民主党では急進左派のサンダース上院議員が選挙戦を優位に進めています。
民主党中道派は候補者をバイデン元副大統領に一本化する流れが見られますが、サンダース氏がスーパーチューズデーでも優位に選挙戦を進めれば、サンダース氏の社会主義的な政策を嫌気して金融市場はリスク回避姿勢を強める(↓)可能性があります。
逆に中道派のバイデン元副大統領やビジネス界出身のブルームバーグ氏が有利となれば、サンダース氏の失速を評価し金融市場はリスクオン(↑)となる可能性があります。
今日のスーパーチューズデーに関し、サンダース氏有利によるリスク回避からの円高予想 (↓) と、サンダース氏失速によるリスクオンによる円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。
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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。
3日(火) 米・スーパーチューズデー
4日(水) 米・2月ADP雇用統計、2月ISM非製造業景況指数
5日(木) 米・新規失業保険申請件数
6日(金) 米・2月雇用統計
これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。
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