19日の日経平均は反落し、前日比304円安の2万7281円でクローズ。前日の米株市場下落を重荷に、ハイテクなど幅広い銘柄に売りが拡大しました。
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大幅反落 米株安が重荷
昨日18日深夜、米国で今年中にテーパリング(金融緩和の縮小)が開始されるとの見方が強まったことにより、NYダウ株価指数が400ドル近く下げるなど、米国株式市場が大幅下落。この株安ムードを引き継ぎ、日本株市場も売り先行の状況から始まり、大引けでは300円超と大幅反落で終えました。
銘柄別に見ると、東エレクなどハイテク銘柄を筆頭に、海運や石油など幅広い銘柄が下落。ただ一方では、中外や塩野義など医薬品株は上昇しています。
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明日も軟調地合い継続か 先物主導の展開見込む
明日の東京株式市場は、世界的な株や筋合いを引き継ぎ、軟調地合いが続く可能性が指摘されています。
米国で年内にも緩和縮小が開始されるとの見方が強まった一方で、新型コロナ変異種(デルタ株)の感染拡大に伴う景気停滞懸念もくすぶっており、株式市場では弱気ムードが台頭。当面は先物に左右される展開となりそうです。
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