ダウジョーンズインデックスファンド-第2回インデックスファンドの利回り

ダウジョーンズインデックスファンドの利回り

前回は、「インデックスファンドの利回り‐日経平均インデックス投信」で日経平均をベンチマークにする投資信託(インデックスファンド)の利回りを比べてみました。

今回は、アメリカのダウジョーンズをベンチマークにするインデックスファンドを比較してみましょう。

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ダウジョーンズインデックス(ダウ・ジョーンズ工業平均株価)

ダウジョーンズは、アメリカのニュースメディア会社で「ウォール・ストリート・ジャーナル」を運営する会社です。

ダウジョーンズインデックスは、1896年にダウジョーンズ社が、19世紀後半の経済発展を受けて、「ダウ・ジョーンズ工業平均株価」を算出し始めました。

ダウジョーンズインデックスには、現在、「ダウ工業株30種平均」「ダウ輸送株20種平均」「ダウ公共株15種平均」と、全部をあわせた「ダウ総合65種平均」がありますが、一般的にダウジョーンズインデックスといった場合は「ダウ工業株30種平均」のことを指す場合が多いです。

ダウ工業株30種平均は、日本では、単にダウと呼ばれたり、NYダウ、NY平均株価、ダウ平均などと呼ばれ、ニューヨークダウが一番有名な呼び名ではないでしょうか。

算出方法は、原則として、単純平均で各銘柄の株価を足して銘柄数で割った数値です。新株発行や株式分割などで連続性を損ねないために除数は調整される場合があります。

構成銘柄は、その時代に合うように入れ替えがされていて、始まってから現在まで残っている銘柄は、ゼネラルエレクトリックしかありません。
すべての銘柄がニューヨーク証券取引所に上場されているわけではなく、Appleやマイクロソフトなどは、ナスダックに上場されています。
一番最近組入れられたのが、Appleで2015年3月19日に採用されました。

イメージとしては、

    日本経済新聞社=ダウジョーンズ社
    日経平均株価=ダウ工業株30種平均

といった感じです。
ただし、もともとダウ工業株30種平均の方が先に始まっていて、日経平均株価は、最初ダウジョーンズ社と提携して、日経ダウ平均株価といっていましたが、その後、日経平均株価に改名していますので、元祖は、ダウ工業株30種平均のほうです。

世界経済をあらわす重要な指標で、ダウ工業株30種平均というようにアメリカの代表的な企業の30社の株価から算出されています。
しかし日経平均株価ですら225社からで、東証に上場している企業数約1500から比べると少ないと言われていますが、アメリカで30社というのは、驚きの少なさです。
個人的には、30銘柄で指標として成り立つのか心配してしまいますが、成り立っているところを見るとよほど銘柄選びが絶妙なんだろうなと思っています。

ダウジョーンズインデックスファンドの利回り比較

6ヵ月 1年 3年 5年 信託報酬 販売手数料 純資産額 委託会社
SMTAMダウ・ジョーンズ インデックスファンド -23.52 -15.21 10.84 15.91 0.7452% なし 170.63億円 三井住友トラスト・アセットマネジメント
SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン -23.36 -15.02 * * 0.54% なし 23.89億円 三井住友トラスト・アセットマネジメント
eMAXIS NYダウインデックス -23.55 -15.23 * * 0.648% なし 37.63億円 三菱UFJ国際投信
SMTAMダウ・ジョーンズ インデックスファンド(為替ヘッジあり) 3.26 -1.11 8.08 10.05 0.7452% なし 5.48億円 三井住友トラスト・アセットマネジメント
インデックスファンドNYダウ30(アメリカ株式) -23.7 -15.46 * * 0.6696% なし 9.41億円 日興アセットマネジメント

上記の表で、ひときわ利回りが他の投資信託と違っているのが「SMTAMダウ・ジョーンズ インデックスファンド(為替ヘッジあり)」です。
他の4つの投資信託は、為替ヘッジがありませんが、この投資信託だけ為替ヘッジがあります。直近では、6ヶ月では、プラスのリターンになっています。

ただし、それだけを見て、「SMTAMダウ・ジョーンズ インデックスファンド(為替ヘッジあり)」が一番利回りが良く、これを買うべきだと決めることはできません。

そもそも為替ヘッジありの投資信託と為替ヘッジなしの投資信託は、両方にメリットでメリットがあるので、それを踏まえた上で選択する必要があります。

詳しくは別な機会に説明しますが、簡単に説明しますと為替ヘッジありは、為替の差益差損がないようにファンド側で対策してくれますので、為替の上昇下落でほとんど損が発生しなくて、投資しているインデックの成績が運用成績になるというものです。
デメリットとしては、為替ヘッジのために費用がかかり、評価額から引かれるので、運用成績がその分マイナスになります。
為替ヘッジなしは、余計な費用がかからない反面、為替の上昇下落で損や利益が発生します。

どちらにもメリットデメリットありますが、分散投資という意味では、為替ヘッジなしの方が、国内インデックス投資信託と組み合わせ場合に値動きが異なる場合が多いので、リスク分散に役立ちます。

上記を踏まえて、今回は、「SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン」をオススメとしたいと思います。

ダウジョーンズインデックスファンドを買う人は、国内のインデックス商品に投資していると思いますので、分散効果の面から為替ヘッジなしの投資信託で信託報酬が一番低い「SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン」をオススメします。

「SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン」は、三井住友トラスト・アセットマネジメントが、最初に「SMTAMダウ・ジョーンズ インデックスファンド」を発売していたところ、三菱UFJ国際投信が、それより信託報酬を1%ほど下げた「eMAXIS NYダウインデックス」を発売したことに対抗して、最初に発売していた「SMTAMダウ・ジョーンズ インデックスファンド」をそのままにして、対抗の「eMAXIS NYダウインデックス」より信託報酬を1%下げて発売した投資信託です。

投資するほうにしては、委託会社の熾烈な信託報酬競争は、歓迎すべきことですね。

ダウジョーンズインデックスをベンチマークにしている投資信託の中で信託報酬が一番低い「SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン」を一番のオススメにします。

ダウジョーンズインデックスファンドまとめ

今回は、ダウジョーンズインデックスに連動している投資信託を比較してみました。

ただ、実は、海外の指標に連動している商品ですので、海外の会社が発売している商品の中には、信託報酬が限りなく低い商品があります。
投資信託ではなく、ETFですので、今回は、ご紹介しませんでしたが、積み立てする場合に、毎回、販売手数料を払っても、手数料合計が投資信託より安くなる商品もございますので、別な記事で特集して紹介したいと思います。

国内のインデックス商品は、ETFより投資信託の方が合計の信託報酬が低い場合が多いですが、海外のインデックス商品は逆にETFの方が合計手数料が少ない場合もございますので、ETFなので、定額積み立てはできませんが、検討してみる価値はあると思います。

 

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