本日23日に明日の日経平均を左右する英国のEU離脱の国民投票が始まっています。
開票などのスケジュールを再確認しましょう。
英国EU離脱国民投票のスケジュール
・スケジュール(日本時間)
6月23日(木) 午後3時 投票開始
6月24日(金) 午前10時 投票終了
6月24日(金) 午前7時30分~午前10時30分 各選挙区で投票総数発表
6月24日(金) 午前10時~正午 大半の各選挙区が、結果発表(全部わかるのは、午後3時くらい)
となっています。
現在、もう投票が始まっています。
明日のお昼12時~1時くらいに9割くらいの選挙区の結果が発表されると思われますので、昼には結果がわかると思われます。
英国EU離脱国民投票の調査結果
各メディアの調査結果をまとめます。
「残留」 | 「離脱」 | |
英フィナンシャル・タイムズ | 47% | 45% |
オピニウム | 44% | 45% |
TNS | 41% | 43% |
コムレス | 48% | 42% |
ユーガブ | 51% | 49% |
サーベーション | 45% | 42% |
ORB | 53% | 46% |
残留が少し有利ですが、ほぼ拮抗しているようです。
6月中番までは、離脱派が大きくリードしていましたが、女性議員の射殺事件で残留派に勢いが傾き、その勢いが残ってるという状況です。
ブックメーカーの賭けはどうなっているかというと
「残留」 | 「離脱」 | |
プリディクトワイズ | 76% | 24% |
ベットフェア | 78% | 23% |
残留派が、圧倒的に有利です。
英国EU離脱国民投票は、離脱・残留どっちか?明日の日経平均はどうなる?
ある記事によると世論調査は、ロンドンなどの都会での回答数が多いが、他の地方の回答はあまりないので、英国全体としては、あまり意味はない数字ではというものもありました。
スコットランド、ウェールズ、北アイルランドなどでは、EU離脱自体が、あまり話題になっておらず、北アイルランドにいたっては、国境にアイルランドが接していて、貿易が盛んなので、EU離脱で関税がかかるなどすると死活問題になる可能性があるので、9割がた残留派という記事も見かけました。
世界的には、EU残留を織り込んでおり、株価の上昇や為替の上昇などが起こっており、残留することが前提に動いているようです。
ちょうど、お昼くらいに結果が出ますので、日経平均の後場にかなりの影響を与える可能性があります。
残留なら、17000円を目指して上昇する可能性が高く、離脱なら、15000円までまっしぐらに下落するのはないでしょうか。
離脱が決まるとその後のアメリカ経済にも影響し、暴落の危険性どんどん増してきます。
離脱後は、インデックス投資のはじめ時となりそうなので、見守っておきましょう。
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