今週の日経平均は、低調な米経済指標から景気後退懸念で大きく下落し、2万1000円台前半で終わりました。
今週の日経平均を振り返り、来週の日経平均の見通しを予想します。
今週の日経平均の推移 テクニカル分析 9/30~10/4
今週の日経平均は、先週の金曜日に下落した水準で始まり、週中で米経済指標が悪化し大きく下落して、2万1500円を切りました。
高値は、2万1938円と2万2000円を切っており、今週の終値は2万1410.20円でした。
○今週の日経平均チャート
日経平均は、先週、2万2000円超えて天井をつけ、米経済指標の悪化で景気後退懸念が出て、2日水曜日、3日木曜日と続落となり大きく下落しました。
9月は一本調子に上昇していたので、10月に入り、いきなり下落となりました。
4日(金)は、米指標が弱く、逆に米利下げ観測が高まり、小幅上昇で終わりました。
本日の米雇用統計が弱い結果だった場合に米株式市場が下落すると来週の日経平均に影響しそうです。
テクニカル的には、
今週 | 先週 | |
---|---|---|
移動平均線乖離 | -0.46% | +3.84% |
騰落レシオ | 129.30% | 129.50% |
RSI | 38.81% | 92.72% |
ストキャスティクス | 18.44% | 78.41% |
サイコロジカル | 50.00% | 83.30% |
となっており、先週より大きく下がり、移動平均線乖離率がマイナスになり、RSIが38%、ストキャスティクスが18%台と売られ過ぎに近づいています。
テクニカル的には、まだ落ちる余地があり、来週も下落に要注意となりそうです。
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来週の日経平均の見通し 10/7~10/11
来週の日経平均の見通しですが、10月7日(月)~11日(金)は、小幅上昇と予想しています。
来週は、10日、11日に米中協議がおこなられ、中国が農産物の輸入で結果を出したことで、何らかしらのコンセンサスが取れると思われており、米中貿易摩擦懸念が後退して、上昇すると思われます。
今晩の米雇用統計が弱い結果だった場合は、週明けは下落する可能性が高いですが、その後は、米利下げ期待が高まり、反発するものと思われます。
米中協議と米利下げ期待で、来週は反発すると予想します。
ドル円為替は米利下げ期待で円高になる可能性もあり上値を抑制しそうで、2万1200円~2万1800円の範囲での推移となると予想します。
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