今日のFX相場見通し

11月21日 (木) 16:52

ドル円予想:地合い強さ引き継ぐ 米金利上昇に反応 (11月21日)

前取引日20日のドル円は上昇。高値155.88をつけてから終値155.45と、3営業日連続でドルが買われたのち本日の取引へ移行した。

20日に材料視される目立った経済イベントはなく、米時間には様子見の姿勢も見られた。米10年国債利回り(米長期金利)は上昇しており、こちらがドル買いの流れを支える面もあった。

本日21日の日足チャートを見るとモメンタムは強気のシグナルが点灯しており、強気トレンドの継続が示唆される状態。大口投機筋(IMM通貨先物ポジション)は円売りが優勢となっており、方向感はいぜん上向き。→ドル円スイング予想(IMMデータを用いた1〜4週後のドル円予想)

これから海外時間の展開については、本日海外時間の米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や米中古住宅販売件数などに注目が集まる。このところの流れを引き継いで強気地合いが継続した場合、ドル円レートは次の目標値となる心理的節目156.50を目指して上値拡大の展開か。