91.30 | 売り |
91.10 | 売り |
91.00 | ストップロス 買い |
90.70 | 売り |
90.30 | 25日04:30 現在 |
90.00 | 買い |
89.80 | 買い |
89.60 | ストップロス 売り |
89.50 | 買い |
いまストップロス買い・ストップロス売りの注文が厚いレートを掲載しています。
ストップロス買いとは、レート上値方向に入れてある買い注文のことです。レートがストップロス買い注文が多く入った地点を超えると、一気に買いがかさんでレートが急上昇する可能性があります。
ストップロス売りとは、レート下値方向に入れてある売り注文のことです。NZドル円(NZD/JPY)レートが、ストップロス売り注文の多い地点を下回ると、一気に売りがかさんでレートが急落する可能性があります。
ストップロスとは、相場暴落時などの損失幅を限定するために行う、FXや株式、先物での注文方法のことです。
損切り、あるいはストップ注文、ストップロスオーダーなどとも呼ばれます。
たとえば、値上がりを期待して2万2000円で日経225先物ミニを購入したとします。
このときに、いくらまでだったら損失を出してもいいかを、あらかじめ決めておくのです。
そうすれば、期待に反して値下がりが起きたとしても、あらかじめ決めた額よりも大きな損失は出さずに済みます。
たとえば、「損失は5万円以内にとどめたい」と思うなら、日経225先物価格がマイナス500円(ミニで動く金額は100倍なので、マイナス500円×100=マイナス5万円)、つまり2万1500円まで下がったら売り、と、注文を出しておくのです。
これは、通常の指値とは逆、つまり「いくら以上下がったら売り」という注文なので、逆指値(ぎゃくさしね)注文といいます。
逆指値(逆指値注文)とは、「○○円以上で買い」、あるいは「○○円以下で売り」というように、通常の指値注文とは逆の条件で出す注文のことです。
通常の指値注文による決済(手仕舞い)が、利益確定のために行われることが多いのに対し、逆指値注文による決済は、ポジションから生まれる損失を限定するため、つまりストップロスのために使われるのが主な出番です。
そのため、逆指値注文自体をストップ注文とかストップオーダーと呼ぶこともあります。
なお、逆指値は必ずしもストップ・ロスのためだけに使われるわけではありません。
たとえば、ボックス相場にあった株価が心理的節目とされる株価を突き破って上に抜けた際に、これから上昇トレンドに転換するだろうと見て、逆指値で注文する、などといったケースもあります。
たとえば「心理的節目とされる2万2000円を超えたら上昇期待で買い」あるいは「レジスタンス(抵抗線)となる2万800円を下抜けたら売りで入る」といった具合です。
基本的には、ストップロス買いというと、売建玉を損切り(ストップ・ロス)のために買い戻すことを指します。ストップロス売りはその逆です。
多くの投資家は、ストップロス買い/売りを設定するときに、10円区切りや100円区切り、あるいは平均線や過去高値・安値といった、あるいは「切りのいい数字」、あるいはなんらかの節目に合わせます。
そのため、多くの場合、ストップロス買い/売りの注文は、特定の価格帯に集中することが多くなります。
つまり、その価格になったとたん、自動的に大量のストップロス買い/売り注文が発注されるということです。その結果、ストップロス買い/売り注文が集中する値段になったとたん、さらに価格が急騰もしくは急落することがあります。
こうしたケースが起きた時、相場では「ストップロスの買いがヒットした」とか「ストップロス売りを巻き込んだ」といった表現をします。FX、あるいは先物やオプション、現物株でも使われる表現です。
例えば「日経平均株価が2万円を割り込んだら、買建玉を逆指値売り」というストップロス売り注文が多く入っていたら、実際に日経平均株価が2万円になったとたん、大量の売り注文が出て、下げ幅をさらに拡大させることになります。
あるいは、「2万2000円を超えたら、売建玉を逆指値買い」というストップロス買い注文が多ければ、実際に2万2000円になったとたんに買いが重なり、さらに上がることになります。
そのため、ある程度の経験を積んだ投資家やヘッジファンドなどは、このストップロス買い/売りのラインを強く意識します。
この、急騰・急落が起きやすいラインを狙って、ヘッジファンドなどが大量の買い/売りを浴びせ、天井値・底値で利ざやを抜き取ることがあると言われています。
こうした動きは、しばしば「ストップロス刈り」と呼ばれることがあります。
例えば、ある商品について、2万円に大量のストップロス売り注文が入っていたとします。これは、買いポジションの投資家が損切りのために入れた、売り決済注文です。
そして、今の価格が2万10円だったとします。あと一歩売りが重なれば2万円まで下がります。そうなると、一気にストップロス売り注文が発動され、急落が起きる可能性があります。
こうした状況で、ヘッジファンドが大量の売りを浴びせたら、どうなるでしょうか?
まず、ヘッジファンドの売り浴びせで、価格が2万10円から2万円へ下がったとします。
すると、待機していたストップロス売りが大量に発注され、価格はさらに下がります。
もしそこで市場に狼狽売りが出たら、価格はもっと下がることになります。
そうして、大幅急落が起きると、ヘッジファンドは安値で買い戻し、差益を抜き取ります。巻き込まれてストップロス売りの損出しを行った投資家たちは、ヘッジファンドの手のひらで踊らされた格好となってしまいます。
いわば、一般投資家に強引に損出しをさせて、それをヘッジファンドが懐に収めるわけです。これが、いわゆる『ストップロス刈り」、あるいは「ストップ刈り」です。
投資情報サイトなどで、例えば「○○円にストップロス売り厚い」といった表現で、情報が出ていることがあります。
こうした情報に意識を向けておくと、そのラインに達したときに、さらに下抜ける、あるいは上抜ける可能性がある、と注意しておくとよいでしょう。
たとえば、ストップロス売りの厚いラインに合わせて損切り注文を入れておけば、実際に大量のストップロス売りが発動したときに、大幅な下げの前にいち早く損切りできる確率が高まるでしょう。
あるいは、ストップロス売りの厚いラインが近づいていて、相場が弱気に傾いているときなどは、相場を見つつ下値が拡大したタイミングで押し目買い、という考え方もあるでしょう。
心理的節目といわれる「きりのいい価格」を意識するのは、投資の基本的な手法といえますが、そのうちでも、ストップロス買い/売りの価格は、「ストップロス刈り」のような大きな動きにつながりやすいため、とくに注意する必要があります。
まずは、ストップロス買い・ストップロス売りの厚い価格帯の情報をつかみ、実際の値動きとどのように相関するのか、意識しながら相場を見てみるとよいでしょう。
今日のドル円FXのレンジ予想・終値予想ほか、FXトレーダーの皆様の役に立つドル円関連情報をお送りします。
通貨06:56 更新 | ||
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